大物アーティストの衣装を手掛けたり、海外でのファッションショーに参加するなど、大活躍の小松希芳さん。小松さんは、集団生活になじめず、小中学校時代5年間、不登校でした。
でもその5年間を振り返って「決して無駄ではなかった。いろいろな人脈ができ学び多い、貴重な時間だった」と振り返ります。
ご家族も、学校に行けない小松さんを静かに見守り、身近で応援してこられたそうで、小松さんは「家族を始め、まわりで支えてくれた人たちに本当に感謝している」と話します。
彼女の才能が開花したのも、この不登校の時期でした。その後、高校、専門学校と、しっかりと将来を見据えて学んだ小松さん。
それが今の活躍につながっているのです。
出会いで運命は変わる、とよく言いますが、小松さんの個性を見い出し、背中を教えてくれた方々の存在は大きく、ご自身もその恩を忘れずにとても謙虚に歩んでいます。
今回は「自分らしく生きること」の大切さや、まわりへの感謝の気持ちを忘れてはいけないことを、私自身も教えて頂いたような気がします。
(MC:和田敦子)