「こんなミラクルってあるんだ」
打合せをしていて、しみじみ思った。植物学の父・牧野博士ゆかりのクラフトジン「マキノジン」を開発した塩田貴志さんは、発売までにいくつものミラクルを経験。聞けば聞くほど、それは「牧野博士」のお導きではないか、と思える出来事の連続。
高知市の老舗バーのオーナーバーテンダーで、キャリアは40年以上。私が初めてお店を訪れたのは、20代のころ。先輩に連れていってもらったのだが、薄暗くてしっとりと落ち着いた雰囲気の「大人の空間」にうっとり。そこで頂くカクテルは格別だった。
その塩田さんが、60代になって自らクラフトジンを開発。何かに挑戦するのに年齢など関係ない、ということを実践してくれている。アラ還世代にも勇気を与えてくれるチャレンジだと思う。マキノジンは、ミラクルな出来事とともに好調なスタートを切り、3年目の今年はいよいよ海外へ・・。
(MC:和田敦子)