県立甫喜ヶ峰森林公園で、春・夏・秋と3回のシリーズ企画でサツマイモ栽培体験が行われている。2回目のイモ畑の草刈りやツル返しの作業は「熱中症警戒アラート」が発表されたため中止となり、ピザづくりやネイチャーゲーム、クラフトづくりなどが行われた。ピザは生地から手作りで、炭火で焼き上げた。森の中で行われたネイチャーゲームでは、植物や虫などと触れ合った。体験を通して自然に親しんだ様子を紹介する。
eco応援団
自分の手で描く夏の風
高知市丸ノ内にある高知まんがBASEで、『涼風をはこぶうちわ作り』が開催された。暑い夏が来る前に、好きなイラストを描いて世界に一つだけのうちわを作る今回のイベント。購入品に頼らず、必要なものを自分で作るというエコの意識を高めること、そして電気を使わずうちわで自然の風を利用することで電力消費を抑え、エコフレンドリーな生活スタイルのサポートに繋げることが目的だ。参加者たちが思い思いのイラストを描き、楽しみながらエコへの関心を高める様子を紹介する。
希少種の保護を考える
高岡郡四万十町にある「遠山自然公園」は、高知県内に3カ所しかない湿原が広がる公園。多種多様な湿原性植物や絶滅危惧種を含む471種の植物が自生している。その公園で植物観察会が開かれた。NPO団体と地域住民、大手損害保険会社による「いきものが住みやすい環境づくり」を行う取り組み「SAVE JAPAN プロジェクト」の一環で開催され、大勢の人々が参加した。珍しい植物を観察し、希少種の保護について考えた様子を紹介する。
土佐山産ゆずの可能性
高知市土佐山にある、高知市立義務教育学校土佐山学舎の子どもたちは、地元のゆずをPRしたいという思いから商品開発に取り組んでいる。そこで、今回その思いに松田医薬品が応え、土佐山産のゆずを使ったバスソルトを一緒につくることになった。地元の農産物の利用は地域の活性化にも結びつきます。子どもたちが、持続可能な資源の利用や環境保護の重要性について学ぶ様子を紹介する。
日本一の農業体験
ナスの生産日本一の安芸市で、ナスの収穫などを体験する「ハウス園芸体験」が行われた。農業に興味があり、就農を考えている人などが対象で、JA高知県としては初めて開催した。参加者たちは、ナスの圃場で収穫体験、集出荷場の見学、JA女性部による手作り郷土料理弁当の試食、安芸市が取り組む減農薬の環境保全型農業を学ぶ出前授業を体験した。ハウス園芸に親しんでもらい、新規就農者を増やす取り組みの様子を紹介する。