がんばれ高知!!eco応援団

番組情報
番組名

がんばれ高知!!eco応援団

放送時間
(日)11時00分~11時20分
番組紹介

「がんばれ高知!!eco応援団」は環境に対する素朴な疑問を基に、皆さんで環境問題を考えていこうという番組です。

地元の恵みで新たな挑戦

国内では米の消費量が減少し続けているため、余剰米が発生しています。そこで南国市立長岡小学校の児童たちは、自分たちができることを考え、お米の消費量を増やすために米粉パンの開発に取り組みました。米粉を使ったパンを新たな商品として開発・販売することで、余剰米を有効に活用し、フードロスを減らすことができます。そして稲作には水田が不可欠であり、水田は生物多様性を支える重要な生態系です。米の消費が増えれば、稲作の需要も高まり、水田の維持や保全が進みます。これにより、生物多様性の維持にもつながります。米粉パンの開発・販売を通じて、地元の農業を支えつつ、エコにも貢献する取り組みとなることを期待する。


地域の食べるお祭り

四万十町の四万十緑林公園で行われた、『第20回 米こめフェスタ。』お米をテーマにしたイベントで、炊きたての仁井田米を来場者に振る舞ったり、新米の量り売り、郷土料理のお店や、稲穂飛ばし世界大会など、盛りだくさんの内容になっており、たくさんの方が訪れました。来場者は、「お米やお肉が美味しい!活気があっていろんな美味しいものが知れる良いイベント!」などと答えていました。四万十町観光協会の市川会長は、「このイベントを通じて県内外の人達に、四万十町の自然や食べ物について、その素晴らしさが伝われば」と話していました。


水辺の世界をのぞいてみよう

室戸市吉良川で「秋のいさなっこ〜リバーサイドフェスタ〜」が開催された。地元の食材を使った野外炊事体験や、川の生き物観察会など、自然を大切にする心を育むイベント。川の生き物は、周囲の植物や動物と密接なつながりを持っています。例えば、水質が悪化すると川の生物が減少するなど、環境が生態系に与える影響を目の当たりにできます。こうした相互関係を知ることで、自然環境のバランスがいかに大切かを学べます。このイベントを通じて、水生生物が生きやすい環境を守ることが、持続可能な社会づくりに欠かせないという意識が育まれます。参加者にとっても、将来にわたってエコを意識した行動の大切さを学ぶ機会になればと思います。


地域と築く学校づくり

高知市の春野地区の幼稚、保育園、小中学校では、地域の人々と共に取り組む「コミュニティ・スクール」制度を取り入れている。この制度で、学習活動や学校行事、通学路の整備などを行っている。今回、春野中学校では「防災の日」と題して講演や体験活動が行われた。屋外では実際に消火器を使った消火体験やバールを使った救助体験、屋内ではダンボールベッドの組み立て体験や災害避難ゲームなどを行った。中学生たちが地域の中での自分たちの役割を考える様子を紹介する。