国内では米の消費量が減少し続けているため、余剰米が発生しています。そこで南国市立長岡小学校の児童たちは、自分たちができることを考え、お米の消費量を増やすために米粉パンの開発に取り組みました。米粉を使ったパンを新たな商品として開発・販売することで、余剰米を有効に活用し、フードロスを減らすことができます。そして稲作には水田が不可欠であり、水田は生物多様性を支える重要な生態系です。米の消費が増えれば、稲作の需要も高まり、水田の維持や保全が進みます。これにより、生物多様性の維持にもつながります。米粉パンの開発・販売を通じて、地元の農業を支えつつ、エコにも貢献する取り組みとなることを期待する。