それは見事なコーディネーターぶりでした。もう10年ほど前になるかと思いますが、土佐町でのシンポジウムに毎年コーディネーターとして毎年のようにお越しくださり、私はそのサブを担当。受田さんは、それぞれのゲストに的確な質問をし、次への振りも完璧。見事な仕切りでした。
今回、久しぶりにお会いすることができ、改めて受田さんのお人柄に触れ、厳しい時代だからこそ、学長に選ばれたのだと確信。もう既に、大きなプロジェクトも進めていて新たな大学運営への期待が高まります。
そして、今回は本当の「ここだけのはなし」を語ってくださり、意外な子ども時代にびっくり!益々、受田さんの魅力を感じて頂けるトークとなっています。受田さんを知る方は県内でも多いと思いますが、リアルタイムで見られなかった方はぜひ、WEBでご覧いただければと思います。
(MC:和田敦子)
「こんなミラクルってあるんだ」
打合せをしていて、しみじみ思った。植物学の父・牧野博士ゆかりのクラフトジン「マキノジン」を開発した塩田貴志さんは、発売までにいくつものミラクルを経験。聞けば聞くほど、それは「牧野博士」のお導きではないか、と思える出来事の連続。
高知市の老舗バーのオーナーバーテンダーで、キャリアは40年以上。私が初めてお店を訪れたのは、20代のころ。先輩に連れていってもらったのだが、薄暗くてしっとりと落ち着いた雰囲気の「大人の空間」にうっとり。そこで頂くカクテルは格別だった。
その塩田さんが、60代になって自らクラフトジンを開発。何かに挑戦するのに年齢など関係ない、ということを実践してくれている。アラ還世代にも勇気を与えてくれるチャレンジだと思う。マキノジンは、ミラクルな出来事とともに好調なスタートを切り、3年目の今年はいよいよ海外へ・・。
(MC:和田敦子)
高知市帯屋町の居酒屋前に積み上げられた数々の機材。ローカルCMの撮影が始まっていた。CMは15秒、撮影を仕切り、わずか1秒に人生をかけている人、それが今回出演していただいた島田裕介さん。東京と高知を行ったり来たりで、高知でのCM制作も増えているという。島田さんの腕は高く評価されている。
圧巻は、収録当日のこと。島田さんの「こだわり」を形にして紹介しようということから、テレビ高知スタジオに照明器具を持ち込みいつもと違った照明での演出をすることになっていたのだが、セッティングを始めて1時間。大がかりな照明器具なので、スタジオ自体もどこか別の場所のよう。最後の最後まで、モニターで厳しく色の濃淡をチェック。照明デザイナーのプロ意識を目の前にして、1秒にかける思いが伝わってきた。
セッティングを終えてからのトーク。やはり熱い人だった。これぞプロ!ぜひ、ここばなで「目撃」してください。
(MC:和田敦子)