「こうち食支援ネット」は、余ったり、使いきれなかったりした食材を集め、月に一度必要としている人や団体に提供している。先月、高知市で開催された食品の見本市は、全国から400以上の食品メーカーが集まり、量販店などと商談会が行われた。その会場で、出展している食品メーカーから食材の寄付を募り、見本市終了後に大量の食材を集めた。こども食堂や福祉団体などに提供した。フードドライブ活動に取り組む様子を紹介する。
eco応援団
森林を守り、未来への道を作る
香美市物部町で、土佐塩の道の歴史と保存会 のコース維持活動を知り、活動を未来へつないでいくことを目標にしたイベン トが開かれた。参加者は土佐塩の道とそのまわりの森林環境について学び、実際に塩の道を歩きながら道の整備体験をした。多くの人の力と思いで支えられているこの土佐塩の道。そして森林環境を維持するためには何が必要か。参加者には自然環境を守ることへの興味や関心を広げてもらえたらと思う。
外から見た高知の魅力
須崎市総合保健福祉センターで、東京や神奈川でレストランを展開するイタリアンのシェフによる、地元食材を使った料理のワークショップが開かれた。地元須崎市の高校に通う生徒や留学生20人が参加。地元の食材を使った「真鯛のアクアパッツァ」や「パプリカとツナのパスタ」を作って試食した。普段何気なく食べている高知の魚や野菜が素晴らしい料理になって、高知の食材の魅力を再発見した様子を紹介する。
植物に親しむ
3000種類以上の植物が四季折々に彩っている高知県立牧野植物園。牧野博士ゆかりの野生植物や園芸植物など、自然の植物に出会う喜びを感じることができ、定期的に植物教室を行なっている。今回は草花を採取し、観察しながら草花を描く教室。また、園内を講師の方と歩き、今見頃を迎える植物を見る〈ふれあい植物観察会の様子を紹介する。参加者は改めて植物の魅力に気づいたのではないだろうか。