香美市こどもエコクラブのメンバーが「よってたかって香美市でエコ!実行委員会」を立ち上げ、こどもたち主体でイベントを開催した。参加したこどもと大人が一緒になり『見て・聞いて・体験して』環境への興味や関心を広げてもらうことを目的としている。草笛きょうしつや、環境にやさしいプリン石鹸づくりなど、さまざまな体験教室やワークショップなど、環境について楽しく学ぼうとした取り組みを紹介する。
eco応援団
夏の田んぼの生きもの観察
香美市物部町神池で6月から12月にかけて全4回で、田んぼの田植えから収穫まで季節に応じた作業の体験や地域の文化について学ぶ「里山学校」というイベントが開催されています。香美市定住推進課の呼びかけで地域住民や大学生が連携し実施。〈夏の田んぼの生きものの観察をしよう〉と題したこの取り組み。その場所に生きる生きものにスポットを当てて、地域と生態系のつながりを学ぶことの効果について考える。
横倉山の自然を楽しむ
越知町立横倉山自然の森博物館が「横倉山の生き物調べ 牧野博士も見たギンバイソウ」を開催した。横倉山を散策しながら、豊かな自然を楽しむ植物観察会で、県内外から参加者が集まった。かつては牧野富太郎博士の植物観察のフィールドだった横倉山。100年以上経った今でも博士が見たり触れたりした植物が元気な姿を見せている。博物館の学芸員の詳しい説明をしながら目的の「ギンバイソウ」の群生地にたどり着い様子を紹介する。
食べられる野草を学ぶ
四万十市不破の四万十市防災センターで、おいしーい!防災植物教室「初夏の野草を楽しもう」が開催された。四万十川の河川敷で野草を採集した参加者たちは、教室に持ち帰り、野草の名前や、食べられるかどうかを学んだ。そのあと、採集したヨモギを調理して、「チヂミ」を作った。その他「ヤマモモのコンポート」や「カキドオシのジェノベーゼ」などを堪能した。楽しみながら災害時に使える「防災植物」に学んだ様子を紹介する。