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名物「サラダぱん」
懐かしい味のパンを求めて中嶋製パン所🍞
※情報は2024年9月25日放送時
テーマは「パン&ドーナツ」。
香ばしく、ふっくら焼き上がった、おいしそうなパン。
いの町の国道沿いに店を構える「中嶋製パン所」。1949年創業、いの町生まれの老舗パン屋さんです。
お店を切り盛りするのは、三代目の森寿道さん。
祖父、叔父から引き継いだ店を、去年リニューアル。新しい店になっても、歴史を感じる道具は現役で活躍しています。
三代目・森寿道さん
Q.店を継いだ理由について
「『サラダぱん』が絶えてしまうと、悲しむ方がいると思って、僕も悲しいので、とにかく『サラダぱん』を作って、みんなに食べてもらいたいという気持ちで継いだ」これまで、ホテルや飲食店など料理の仕事についていた森さん。中嶋製パン所の名物「サラダぱん」を後世に残すため、6年前に、二代目の叔父から店を引き継ぎました。
森さん
「大変でしたよ。全然知らないまま、パン作りを始めたので、苦労しました。生地をねるところですね。水加減、砂糖、塩など、ちょうど混ざり合わないと、いい生地ができない」およそ70年の歴史がある「サラダぱん」は、寿道さん自身も思い出深いパンです。
森さん
「中身はジャガイモ・キュウリ・春雨・マヨネーズ。コショウを入れてゆで卵。『懐かしい』という声が嬉しい」
その「サラダぱん」と並んで人気なのが、「あんぱん」。中の粒あんは、お店の薪釜で、手間暇かけて炊き上げています。森さん
「先代からのパンを8割は引き継いで作っているので、つぶあん・こしあん・白あんは全て薪釜で炊いている」開店は午前7時。朝早くから、多くのお客さんが、懐かしい味のパンを求めてやってきます。
森さん
「たえず気持ちを込めて作ること。熱意は誰にも負けない。目指せ創業100年!」☕営業時間
午前7時~午後2時
※売り切れ次第終了☕定休日
月曜、火曜☕問い合わせ先
088-892-0378