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飾って活用できる
見える防災グッズ
岩や※情報は2024年3月14日放送時
テーマは防災グッズ特集。
華やかなバラやアジサイ、
リラックスできる観葉植物もずらりと並びます。実は全部、人工樹木や造花なんです。
手がけるのは越知町で人工樹木や造花を専門に扱う「岩や」です。
社長の岩川さん
「毎回(注文が)くるのは悩ますくらいの、どうやって作ろうかなっていう商品ばっかりですね。お客さんに「本物」だと言われてそういった声が入ってくるのが一番うれしくて、それを励みにして一生懸命作っています」「本物」により近づけるために工夫しているのは。
岩川さん
「ベースになる元の木は 高知県の山で採ってきて、それに(葉材を)さして商品を作りあげていくんですね」そんな「岩や」の技術を何か防災に役立てられないかと考え、誕生したのが、「見える防災グッズ」です。
岩川さん
「友達が防災グッズを買ってきたんで、「じゃあ見せてください」といったらこの前買ったのにどこに置いたかわからないと。いくら探しても出てこないという時にちょうどヒント得て、買って来ても押し入れの中に入れたりどこにいったかわからないので、うちの造花・胡蝶蘭に入れてしまえばいつも玄関先でわかるので、これだったらいいんじゃないかということで、一番先に胡蝶蘭の中に入れようと思いました」胡蝶蘭を分解していくと
バケツの中には様々な防災グッズが詰め込まれています。岩川さん
「阪神淡路大震災の時にトイレと水が一番重要だっていうことを言われたんで、当然トイレと水だけは外したくないから、あとはネットで調べて水もいる紙もいる、絆創膏もいるということでだんだん調べていって」「座りやすさ」も工夫され、折り畳み式の便座も導入しています。
岩川さん
「最初はバラバラでしようかなと思ったんですけど、組み立てるのは難しいなと。全部どこかを引っ付けて最後引っ付ければ一つの便座になるっていう形に決まりました」こちらの商品も防災グッズが詰め込まれています。
「本物」に近づけた人工樹木や造花で取り組んだ防災グッズ。
「防災」が日常に溶け込むからこそ意味があると岩川さんは言います。社長の岩川さん
「もしもの時でも『あそこに置いている』ということがわかるので、一番見える化がいいかなと思います。これが使われないのが一番いいかと思います」シェアふるの情報はこちら!