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【防災グッズ特集】
日頃持ち歩くものから
揺れへの備えを
株式会社 フタガミ
※情報は2024年3月11日放送時
県内でホームセンター事業などを展開しているフタガミは、運営する県内17の店舗に防災コーナーを設けています。
フタガミ防災アドバイザーの岡林さん
「事前対策から逃げる対策、そして暮らす対策までそろえています。一番先にしていただきたいのは、地震が起きた瞬間にけがをしないように守る対策です」フタガミがまず取り組んでもらいたいことは、生活の中で一番長い時間を過ごす家の中での対策です
対策グッズの1つ目は、こちらのガラス飛散防止フィルムです。
岡林さん
「自分がけがをしないために貼るので、フィルムを張る側は部屋は内側、食器棚は外側、自分のいる方にフィルムを貼っていただく。ガラスは割れた時にとがった方から落ちてくるのでけがをする、もしくは落ちてしまって散らばっているガラスを踏むと大変危険です。なるべくガラスが飛び散らない・落ちてこないようにしていただくことが安全対策になります」2つ目におすすめしているのが、タンスや食器棚などに使われる家具転倒防止伸縮棒です。
ポイントは必ず2本を両端に取り付けること。当て板(厚さ12~15mm)を使うと、より強度が上がって倒れにくくなるといいます。
岡林さん
「一番先につけていただきたいのは自分が寝ているところや自分が長くいるところ、キッチンや寝室はタンスなどが倒れてこないようにするほうが安全な暮らしができると思います」また日ごろから持ち歩く防災グッズとしておすすめなのが、こちらのアルミ保温シートです。
シートを広げてみると、体を覆うことができるほど大きく、災害時の寒さ対策として役立ちます。
岡林さん
「特にこの時期寒いので、自分の体温が外に逃げてしまうのを防ぐためのシートです。シートタイプは肩にかけるだけでなく、前を閉じて風が入ってこないようにして使っていただくといいと思います。(買ってから)押し入れとかに入れてしまわずに普段から持ち歩いてください」防災グッズは用意するだけでなく、大切なのは説明書を読むなどして被災時を考えておくこと。そして災害時に落ち着いて行動できるよう備えることです。
岡林さん
「自分の都合がいい時に災害が起こるとは限りません。どこで被災してもいいように“もしここで地震が起こったら何が怖いか”と常々考える癖もつけてほしい」元日の能登半島地震以降、フタガミのホームセンターでは、食料や水などの備蓄品を買い求める客が増えたということですが、岡林さんは、まずは日ごろから身を守るための対策をしてほしいと話します。
フタガミ防災アドバイザーの岡林さん
「揺れた瞬間にけがをしてしまったら、せっかくそろえた水や食料を使う前に大けがで助からなかったら大変なので、揺れた瞬間は自分がけがをしないように特に一番長くいる寝室などは早めの対策をしていただきたいと思います」株式会社 フタガミ インスタグラムはこちら!
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