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こだわりはスパイス!
本格インドカレーの店
カレーの店 ムスカン
※情報は2024年2月1日放送時
テーマは間借り特集。
たくさんのスパイスが溶け込んだ香り高いインドカレー。
高知市上町の「カレーの店ムスカン」です。
普段は「月と太陽と星たち」というカフェで、毎週火曜日の昼だけ「間借り」して営業しています。
「カレーの店ムスカン」店主の吉田さん。
およそ15年にわたってスパイスを使った料理を探求し続けています。
きっかけは、夫が仕事の得意先からもらってきた大量のスパイス。
吉田さん「インドの得意先の人から『奥さんに作ってもらえ!』ってスパイスをどーんといろんなのが並んだのを手渡されて『作ってもらえって言われた』ってお土産を渡されてえーっ!と思って、作れってどうやって作ったらいいの…って」
ちょっぴり困った吉田さんがたどり着いたのは、スパイス料理研究家の教室。
毎月通い続けて気がつけばスパイスを使った料理にすっかりハマっていました。
吉田さん「2,3年通いました。それくらい通ったらもうだいたい自分の感覚で作れるようになって、レシピ通りじゃなくてもここはこうした方がいいとか味付けとかもインド料理を食べ歩いたり現地に通ったりして…」
そんな吉田さんが作るのは毎週メニューが変わるカレープレートです。
取材した日のメニューは「サンバル」という酸味が特徴のスープカレーをメインにした野菜が盛りだくさんのプレート。
使われるスパイスはクミンやターメリックなどおよそ10種類です。
付け合わせのポテトローストも黄色く染まってスパイスの香りをふんだんに感じられます。
カレープレートと一緒に味わいたいのがチャイです。
ベースとなるスパイスに加えるのはシナモンや、吉田さん自らが栽培したショウガ。
たっぷりの砂糖を入れて甘く仕上げると現地の味に近づきます。「生活の一部となっている」というほど大好きなスパイスを使った料理で念願の店を開いた吉田さん。
自分が好きなものをたくさんの人に広められる幸せを噛みしめています。
吉田さん「皆さん残さずにきれいに食べてくれておいしかったって言って笑顔で帰ってもらえるのがすごくうれしくて、やりがいがあります」
吉田さん「ワンプレートでいろいろ楽しめるようなそういう料理にして、お客さんもいろいろ楽しめてこの店いいわっていうふうに思ってもらえるのがうれしい」
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