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絵本に広場も!こどものための図書館
高知こどもの図書館 【高知市】
※情報は2023年6月29日放送時
テーマは 「雨でもへっちゃら」。
高知市丸ノ内、県立公文書館の中にある高知こどもの図書館です。
理事の大木さん「こちらはNPOが運営する私設図書館です。児童書専門の図書館なので、約2万5000冊の児童書・絵本などが蔵書として置いてあります。」
子供の読書環境を整えたいという思いで1999年に開館。2020年に今の建物に移転してきました。
大木さん「ずっと長く支援してくれた人や、最近活動に賛同してくれた人、いろいろな人の 子どもに本を届けたい という思いで、皆さんに協力してもらって成り立っている図書館です。なかなか図書費を工面するのは難しいんですが、会費や助成金、いろいろな助成団体から寄付をもらって、そういった資金でなんとか捻出して児童書をそろえています。」
スタッフやボランティアが選んだ様々なジャンルの児童書がある図書館。高知に関わりがある作家の絵本もそろっています。
また、こちらの壁に飾られた絵は、高知にゆかりのある作家の原画です。
大木さん「なかなか絵本作家さんの原画に触れる機会というのもないので、直接見てもらって、原画の繊細さに触れてほしいと思ってます。」
館内には、小さな子供たちが遊べるスペースがあちらこちらにあり、退屈することなく過ごすことができます。
奥の部屋には、靴を脱いで上がれる遊び場も。
こちらには、思わず手に取りたくなるユニークな絵本があるんです。
それが布絵本です!
いない いない… ばあ! ねずみさんが出てきました♪ 子どももついつい手で触れてみたくなる絵本ですね♪
模型やぬいぐるみなど、子供たちが喜びそうなアイテムがたくさんある館内。子どもに本に親しんでほしいというスタッフの思いが詰まっています。
大木さん「今なかなか読書に時間を割くことが残念ながら減ってきている。読書の楽しみ、書店も減っている中、これだけの児童書を一度に楽しめる場所も減ってきているので、ここでいろいろな絵本に触れてほしいという思いはあります」
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