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使うたびに愛着がわいてくる
懐かしい日用品竹﨑本店
※情報は2023年3月20日放送時
テーマは「古き良きもの」。
草履にタワシ、竹箒。懐かしさがあるものばかり。
高知市はりまや町に店を構える竹﨑本店です。創業は明治元年、近頃見る機会が少なくなってきた荒物や雑貨などを扱い、155年続いています。
他の店にはないものを求めてくる人たちに、様々なものを販売しています。
6代目 竹﨑仁さん「革草履とかわら草履とかあまり最近売られてない商品、昔ながらの商品が多いです。元々ここは卸街だったもので、布団屋さんとか、タンス屋さんとか いっぱいあった中で今のところ、うちだけが残っているような感じです。若い人も増えた中で、若い人にも見てもらえるような昔のいいものを知っていただけたらいいと思います」
昔ながらのものは手入れも難しいですが、その不便さを楽しみながら使い込むと、自然と愛着も湧いてきます。
また、店頭を賑わせているのがかごの数々。
竹﨑さん「いろんな用途に合わせたかごがありまして、お着物に合わせられるような小さいカゴでしたり、いろんなかごがいっぱいあります」
最近ではおしゃれなカゴとして使う人も増えてきているといいます。
便利なものが増えた今、昔ながらの日用品の中には、作り手がいなくなっているものもあります。
古くても愛着がわく品物を様々な人に知ってもらい、ずっと大事にしてもらいたいと竹﨑さんは考えています。
竹﨑さん「生まれてずっとこういう竹製品とか見て育ってきているのでそういうものがなくなるのは寂しいです。古いものを残しつつ何か新しいものを仕入れたりして、若い人やいろんな年代の方に商品を見てもらって、縁をつなげていけたらいいと思います」
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