第546回放送番組審議会議事の概要
1.開催年月日
2021年7月2日(金)2.出席委員(敬称略)
委員長 | 佐竹新市 |
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副委員長 | 池田あけみ |
委員 |
入交英太 奥村興二 中田由季 大家賢三 野並良寛 二宮久美(レポート参加) |
会社側出席者 |
代表取締役社長 藤田徹也 専務取締役 放送番組審議会担当 久禮田徹 常務取締役 報道制作局長 飯島達男 取締役 経営企画室長 横山雄一 取締役 技術企画局長 上田正哉 メディア局 編成業務部長 新納朋代 |
事務局 | 吉本龍二 |
3.議事の概要
(1)議題
- 【番組の合評】
- 「 がんばれ高知‼ eco応援団 ~潮風薫るマーケット~ 」
- 【放送日】
- 令和3年06月13日(日) 11:00~11:20放送
(2)審議の概要
・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項
(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り
・最近はSDGsが注目されているが、環境問題を取り上げる番組が10年以上も前から放送されているのには驚いた。
・今回はフリーマーケットイベントの概要説明と子供たちのECO活動を紹介する内容で、現地が賑わう雰囲気は画面からある程度伝わってきたが、伝えたかったECOに関する部分は掘り下げ方が弱く、全体的にピントがぼやけた感じがした。番組コンセプトにある“課題解決に向けた情報発信”は中途半端な形になっている。
・環境問題のテーマを毎週探し出してくるのは大変な作業だと思うが、環境番組としての基本コンセプトを制作者側が強い軸を持ち明確にしておかないと、仕上がった番組が「eco応援団」と云うより「ふるさと応援団」になってしまう。今回の「緩い感じの構成」も悪くはないが、子供たちの取り組みをメインに海洋汚染問題等をもっと深堀りした方が視聴者には強く伝わったのではないか。
・番組最後の「子供たちからのECOメッセージ」は出演した方たちには良い励みになると思うし、見ている私たちにとってもECOに関心を寄せる良いきっかけになる。
・番組内では紹介する内容に合わせて地図や補足スーパーなどでのフォローやサイド情報があると更に理解が深まるのではないか。
・児童の「マスクなし顔のアップ」や「素手によるごみの分別作業」などの映像が使われていたが、時節柄の衛生問題やプライバシー問題も含め撮影・編集時には配慮が必要だったのではないか。
・明るく柔らかな笑顔と歯切れが良い木岡アナウンサーによる番組進行だが、インタビュー時の質問内容や言葉の選び方には若干の改善の余地がある。
・番組の途中に流れる「協賛社名の表示」は地場企業による社会貢献活動との結び付きが感じられる。出来るならば各社の具体的な取り組みが短時間でも紹介される仕組みがあれば尚更なのだが。 等
以上