テレビ高知放送番組審議会

第521回 審議会だより

第521回 審議会議事の概要


1.開催年月日

2019年2月1日(金)

2.出席委員(敬称略)

副委員長 池田 あけみ
委員 入交 英太
奥村 興二
中田 由季
大家 賢三
二宮 久美
野並 良寛
会社側出席者 井上 良介(代表取締役社長)
久禮田 徹(専務取締役 放送番組審議会担当)
新階 日出夫(取締役 報道・技術センター長)
横山 雄一(役員待遇編成営業局長)
事務局 吉本 龍二(事務局長)

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
(平成30年日本民間放送連盟賞・グランプリ受賞作品)
「SBSスペシャル 罠師~片桐邦雄・ジビエの極意~」
【放送日】
平成31年01月05日(土) 16:00~16:54放送

(2)審議の概要

上記番組視聴の上、批評
次回定例会の確認
その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

  • 猟師であり料理人でもある主人公の「ジビエ料理に懸ける情熱と信念、自然からの命を戴く姿勢」が番組から存分に感じられた。
  • 面白い良い内容のドキュメント番組だったが、シリアスな内容を正面から取り組んでいたので、見る人や見た時間帯によっては視聴疲れを感じさせたかもしれない。
  • 罠による狩猟のプロセスや生きた獲物の解体プロセスが余分な演出無く淡々と描かれており、当初に懸念していたよりも比較的見易く番組が仕上がっていた。
  • 番組内には生々しい場面がいくつか出てくるが、獣の命に向き合う真摯な姿勢が印象として上回っており、単に残酷とは云わせない迫力も感じられた。
  • ナレーションやBGMを極力抑え、現場の映像と音声を最大限生かした編集がドキュメンタリー番組として効果的に感じられた。
  • 猟師・料理人の顔を持つ主人公の言葉にはそれぞれに重みを感じる良いキャラクターだった。但しインタビュアーが問い掛ける質問の全てが的を得た質問だったとは云い難い。
  • 番組ディレクターが一人で大半の取材・撮影をしたとの事だが、映像が持つ伝える力・本物が持つ感じさせる力を番組から感じ取られた。
  • 番組内に登場した「主人公の二人の息子さん」の父親への思いや考え方も出来れば聞いてみたかった。

など

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