テレビ高知放送番組審議会

第513回 審議会だより

第513回 審議会議事の概要


1.開催年月日

2018年4月6日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹 新市
副委員長 池田 あけみ
委員 入交 英太
奥村 興二
中田 由季
大家 賢三 
二宮 久美
会社側出席者 井上 良介(代表取締役社長)
久禮田 徹(常務取締役総務局長)
新階 日出夫(取締役報道・技術センター長)
山中 昭彦(取締役編成営業局・メディア事業局担当)
福島 和彦(メディア事業局次長)
岡田 康也(編成業務部長・編成業務担当)
事務局 吉本 龍二(事務局長)

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「 過疎の村から世界へ ~北川村ゆず王国の挑戦~ 」
【放送日】
平成30年2月24日(土)09:25~09:55放送

(2)審議の概要

上記番組視聴の上、批評
次回定例会の確認
その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

興味のある内容に焦点を当てていて、女性が見ても楽しめる美しくスマートな構成、軽やかなナレーションの番組だった。
30分番組の制約の中で分かり易い内容・まとめ方をしている。北川村王国の頑張っている様子が番組から感じられた。
頑張る町村のモデルケースとして「北川村の海外展開」を紹介するには良い番組だったが、視聴者である県民からどの様に受け止められたのか?若干の疑問符が残る。
番組タイトルから経済ドキュメントを期待していたが、県の広報番組・村のPR番組とも受け取れる番組内容でもあった。
取り上げた主人公は「高知県に縁も所縁もない」との説明があったが、もう少し本人の紹介・考え方や目標も説明して欲しかった。
海外での和食ブーム・日本人気は良く解ったが、それと「ゆず」との繋がりは説得力が乏しかった。
ライバルの現状(徳島産品・海外産品)と輸出競争の激化状況も良く解ったが、北川村王国が誇る技術力の高さとはいったい何なのか?が分り難かった。
BGMが番組内容とマッチしていなかった。ナレーションも説得力を感じさせる男性の方が良かったのではと思う。
説明用のデータグラフや文字スーパーなどの画像処理が分かり易く効果的に感じられた。
「農産物海外販路開拓の難しさ、輸出規制の厳しさ」を番組前半で説明されていたら生産者の苦労や努力の様子、セールスに苦闘する主人公の姿がもっと視聴者に伝わったのではと思います。
これからの展開を追跡する続編があっても面白いのではと感じます。 など  

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