テレビ高知放送番組審議会

第438回 審議会だより

第438回 審議会議事の概要


1.開催年月日

2010年10月1日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 石川 啓子
副委員長 下岡 正文
委員 荒川 浩一
池田 あけみ
小松 加枝
坂本 世津夫
佐竹 新市
会社側出席者 高石 眞一(代表取締役社長)
竹村 修己(専務取締役)
井上 良介(常務取締役報道技術センター長)
小島 一水(取締役編成営業局長)
久禮田 徹(取締役総務局長)
事務局 笹岡 良昭 (事務局長)

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
よさこい特番
「十人十彩~かけがえのない仲間~」
【放送日】

(2)審議の概要

上記番組視聴の上、合評
秋の番組改編についての説明
次回定例会の確認
その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

内容が分かりづらかった。
カメラアングルが高知はフラット。東京は立体的。
よさこいに集う情熱や、よさこいとは何かを全国に伝えることは素晴らしい。
「寂寥感と情熱は同じ」などというナレーションがあったが意味不明で、最初から最後ま で何を伝えたかったのか分からなかった。
十人十彩だけに絞っていたが、よさこいを知らない視聴者には位置付け、順位付けが分からない。
スタッフの情熱やライブ感は伝わったが、間延びして長く感じる番組。
誰のための番組なのか。
ひと夏のアルバム作り。自分たちが振り返ったり、来年に向かう自分たちへのご褒美。
詩の朗読のようなナレーション。
会話の字幕化がくどい。
オープニングが、いきなりエンディングの感じを与えるなど、BGがバラバラで統一感がない。
十人十彩を通した2010年のよさこいだったのか、2010年のよさこいを駆け抜けた十人十彩だったのか。
インフォーメーションが充実していれば、もう少し客観的に見られたと思う。
長く感じ、途中からもういいと思った。
当初の番組を見た時はすごいと思い泣けたが、最近は、やらせとまでは言わないまでも、だんだんかぎ分けてきて感動がなくなった。
よさこいはある種くさい工場で、くささが情感にもなるが、これでもかと言葉を重ねてくるナレーションは情感を失い、むしろ気恥ずかしくなる。
書き言葉で作られたナレーションで、テレビの物として作られたものとは違う。
表面面をなぜただけの内容。踊りの方向性など侃々諤々の論議があれば、今少し普遍性、客観性が出たと思う。
ナレーションが、一言で言うと気障っぽい。何を狙ったのか分からないが、平仮名のナレーションで十分で、気障で理屈っぽくやる必要はない。
ナレーションから感情が伝わってこない。よさこいのMCの雰囲気を敢えてやったのだろうが、無理に漢字語にした違和感の方が強い。
BGがBGなのか踊りの曲なのか分からない。
一般視聴者は、何であれ一つの番組として見ているので、そのような作りを望む。営業物件で制限があるとしても、情熱を伝えるひと工夫が欲しい。
番組コンセプトと言えるコアがない。どこかに、何かに焦点、視点を定めて作って欲しい。
番組制作はプロダクションだが、局はノータッチではないのか。

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