テレビ高知放送番組審議会

第429回 審議会だより

第429回 審議会議事の概要


1.開催年月日

2009年11月6日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 石川 啓子
副委員長 下岡 正文
委員 荒川 浩一
池田 あけみ
小松 加枝
坂本 世津夫
会社側出席者 高石 眞一(代表取締役社長)
竹村 修己(専務取締役)
井上 良介(取締役報道技術センター長)
小島 一水(取締役編成営業局長)
事務局 笹岡 良昭 (事務局長)

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「平成育ちの大学生たち~神奈川大学~」
【放送日】
10月25日(金)15:54~16:24

(2)審議の概要

上記番組視聴の上、合評
次回定例会の確認
その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

大学生活で、ひとつのことに打ち込んで行く姿勢、精神性を伝える面では良かった。
応援部の彼らが伝えたいメッセージは良く分かったが、タイトルと内容に違和感を覚え た。
メインキャッチの「平成育ち」の中身が分からない。この内容であれば、むしろ「応援指導部の挑戦」的な表記の方が分かりやすいし、表紙と中身が合致する。
現代の大学生の一面であることには違いはないが、全体像から考えると対極にある群像のように思えた。絶対服従の上下関係など、むしろ「平成育ちの珍しい大学生」というタイトルがふさわしいと思う内容。
応援指導部の活動を通しての学風紹介は分かるが、それであれば前提として応援部を取り上げた意味づけが欲しい。
大学や登場人物が高知エリアとの関係性がなく、なぜ取り上げたかの疑問が支配したが、この番組の見方の入口を間違えたのかもしれない。
無茶苦茶本気な彼らを捉えるカメラワークが良く、久々に面白いと思えた番組。
ナレションが良い。語りが嫌みなく入ってくる。
野球大会のシーンが関係者だけで閑散としていたが、取材のタイミングなどの考慮を。
今回は神奈川大学を精神性でクローズアップしたが、こうしたテーマ性を持ってシリージ化をしてみてはどうか。