テレビ高知放送番組審議会

第427回 審議会だより

第427回 審議会議事の概要


1.開催年月日

2009年9月4日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 石川 啓子
副委員長 下岡 正文
委員 荒川 浩一
池田 あけみ
小松 加枝
坂本 世津夫
佐竹 新市
会社側出席者 高石 眞一(代表取締役社長)
竹村 修己(専務取締役)
小島 一水(取締役編成営業局長)
事務局 笹岡 良昭 (事務局長)

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「教科書に書いてないこと~変わり始めた地域医療教育~」
【放送日】
7月11日(土)17:00~17:30

(2)審議の概要

上記番組視聴の上、合評
次回定例会の確認
JNN合同番審事務局長会議報告
第5回日本放送文化大賞審査報告
その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

高知県は医師の確保が重要で、地域・家庭医療の大事さを若い医師に知らせるには良い内容。
都会の大学病院では出来ない実際の地域医療に触れたドキュメンタリー。
生活の中に医療があるという姿勢は大事で、物心両面の幸福感を感じた。
かなり専門的な番組で、興味のある人とそうでない人の評価が二分する作り。
エンディングのBGM「ビギンの島人の宝」には違和感を感じた。
高い音楽等によって、大事な部分の言葉が聞き取れないような箇所があり残念。
ここが大事だと思うところに高いBGが入ってくるなど、大事なことが大事に扱われていない感じがする。
放送内容、構成、ナレーションともに、分かりやすかった。
タイトルとサブタイトルが逆でも良かったし、ずばり「家庭道場」でも良かったのでは。多くの人に見てもらえるような周知力、訴求力を持ったタイトルが必要。
タイトルの付け方と内容の関係は重要。
地域の足元を見る大事さや、私たちにも家庭医を育てる役割があることを感じた。
「教科書に書いてない」でいいのか。「書いていない」ではないか。
教科書に書いていないことを、もっと明確に伝えてほしかった。
「変わり始めた」というのであれば、以前はどうで今はどうかの検証が欲しい。
字幕に位置が気になる。
医療制度の是非や功罪、新しい制度の導入にはどんな影響があったのか、また地域医療にシフトせざるを得ない背景などが欲しかった。
局としてシリーズ化し、息の長い対応をすると大きな意味を持つ。