第408回 審議会議事の概要
1.開催年月日
2007年10月5日(金)2.出席委員(敬称略)
副委員長 | 石川 啓子 |
---|---|
委員 |
荒川 浩一 池田あけみ 岡本 康生 下岡 正文 |
会社側出席者 |
竹村 修己(常務取締役報道技術センター長) 井上 良介(取締役営業企画局長) 有光 孝一(取締役編成業務局長) 尾崎 泉(テレビ高知映像制作部長) |
事務局 | 笹岡 良昭 (事務局長) |
3.議事の概要
(1)議題
- 【番組の合評】
- ハイビジョンスペシャル土佐に生きる「島に生きる~宿毛市沖の島~」
- 【放送日】
- 19年9月29日(土)16:00~16:55
(2)審議の概要
上記番組視聴の上、合評
次回定例会の確認
JNN系列合同番審への提出意見確認
(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り
・ 過疎や離島の問題を考えさせられる番組ではあったが、登場人物が断片的で、つながりが分かりにくかった。
・ ようやく、「ハイビジョンスペシャル」らしい内容であった。
・ テーマとした「ふるさと」とは何かの答えは出ないが、メッセージは伝わった。
・ 過疎など陰の部分だけでなく、明るい暮らしぶりも紹介され、構成としては良かった。
・ インタビュアーの的を射ない質問内容は余分。
・ これまでのシリーズは、無理にテーマを作り上げた感じだったが、今回は日常生活をテーマにした良い番組。
・ 日常の暮らしだけでなく、風俗、習俗など題材を広範に取り上げ、過疎過密に関係ないコミュニティーのすばらしさが
描かれている。
・ 特定の島の紹介だけでなく、何かを投げ掛けている気がした。
・ 字幕のとらえ方に、送り手と受け手の乖離がある。真摯に生きている人達、またシリアスな番組での字幕の扱いは、
相手を茶化しているように受け止められマイナスである。同時に、番組が悪い意味での軽さになる。
・ 字幕処理の判断基準が分からない。一貫性がなく邪魔に感じた。
・ 卒業して、島を出たあと子供たちが島にどんな思いを残しているのか。視聴者感覚としては、その子供たちの先を
見たかった。
・ 新聞の番組欄の誤った紹介は問題あり。
・ 記録としても、県外に紹介しても良い番組。
・ 番組の最終段階で、島のいろいろなシーンがフラッシュバック的に登場したが、あのような映像を本編に活用すれば、
さらにハイビジョンらしいのではないか。