第406回 審議会議事の概要
1.開催年月日
2007年7月6日(金)2.出席委員(敬称略)
委員長 | 森本 忠彦 |
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副委員長 | 石川 啓子 |
委員 |
荒川 浩一 池田あけみ 岡本 康生 下岡 正文 角 博子 |
会社側出席者 |
髙石 眞一(代表取締役社長) 竹村 修己(常務取締役報道技術センター長) 井上 良介(取締役営業企画局長) 有光 孝一(取締役編成業務局長) 尾崎 泉(テレビ高知映像制作部長) |
事務局 | 笹岡 良昭 (事務局長) |
3.議事の概要
(1)議題
- 【番組の合評】
- 「土佐に生きる~海と森をつなぐ伝統技術~」
- 【放送日】
- 19年6月23日(土)
(2)審議の概要
上記番組視聴の上、合評
次回定例会の確認
(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り
・ 舟の作り方は分かったが、伝馬船とは何かの説明が必要ではないか。
・ 作り手側は、分かっているつもりではなく、きちんと紹介すべき。
・ 父子が別々の作業をしているが、同じ作業で手元をとらえれば、技術の違いも分かり、もっと深みが出る。
・ タイトルが、「海と山を結ぶ」だが、海と山が別々で強引に結んだ感じ。
・ 番組を客観的にチェックする機能が大事。
・ 言葉が不明瞭で聞き取りにくい。字幕があっても、その内容が伝わらない。
・ 「木造の伝馬船」というナレーションは、屋上屋を架す表現。
・ 学校教育の番組のようだった。
・ なぜ、これがハイビジョンスペシャルかの必然性が、どこにあるのか。
・ とてもすばらしいが第一の感想だが、勉強の番組ではないので、ただ真面目に積み上げていくだけでなく、ダイナミックさが欲しい。
・ 父親は、すごい技術を持った寡黙な職人。息子は冗舌。日本の経済、暮らしを支えてきた技術に、改めて精神性を感じた。
・ BGで煽るのではなく、現場の音をきちんととらえており好感。
・ 魚梁瀬杉にしても海にしても、ハイビジョンらしい息をのむような映像が欲しかった。
・ なぜ、伝統の技術を守り次の世代へ残すことが大切か、その意義をメッセージとして伝えれば良かった。
・ エコという面からも良いテーマだが、訴える力が内容に不足していた。
・ 舟の作り方を説明されても、その技術を残すことの意味が分からなかった。
・ 伝馬船ができた喜びの表情など、情に訴える映像がなく、感動や共鳴を覚えなかった。
・ 全体的には、真面目でまとまりのある番組だった。