テレビ高知放送番組審議会

第541回放送番組審議会だより

第541回放送番組審議会議事の概要


1.開催年月日

2021年2月5日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹新市
副委員長 池田あけみ
委員 入交英太
奥村興二
中田由季
大家賢三
野並良寛
会社側出席者 代表取締役社長         井上良介
取締役副社長          藤田徹也
取締役 編成業務局長      横山雄一
役員待遇 報道制作局長     岡﨑正明
事務局 吉本龍二

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「My Way ~私のたった一度の人生~」
【放送日】
令和2年12月19日(土) 15:24~15:54放送

(2)審議の概要

  • 上記番組の批評
  • 次回定例会の確認
  • その他報告事項

(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

2月定例会意見概要

  • ミセスオブザイヤー2020のコンテストに挑戦する二人の女性が自分の人生を出し切り頑張っている姿をしっかりと取材している。コロナ禍の中での取材は大変であっただろうが、各主人公はプライバシー部分までの立ち入りが許されており、制作スタッフとの信頼関係の強さが感じられた。
  • 映像には安定感があり、番組内では無駄なカットが無いなど構成力や編集力の高さが感じられる。また、効果的なカメラワークや落ち着きのあるナレーションも番組内容に感じ良く馴染んでいた。一方で30分番組にしては構成内容を詰め込み過ぎた印象が残る。
  • 番組タイトルは視聴者に働き掛ける重要・強力なポイントです。今回の番組に関しても視聴前の良いイメージ付けや視聴者誘引する為にも、タイトル決定では更なる工夫や努力が欲しかった。
  • 番組が進行するに連れて、視聴者が疑問に感じるであろう部分や知りたくなるであろう部分が少しづつ積み重なって来る感じがした。対策としては、視聴者目線で字幕やナレーションなど何らかの方法で不足した情報をフォローして貰うと更に良かったのではと思う。
  • 個人の好みや感性によって番組評価の判断は別れると思う。番組テーマとする「挑戦」や、主人公が見せる表情の変化と身の周りで起きる様々の変化などについては好印象が残る。一方で「一部悲壮感が滲むコンテストに臨む姿」などが主なモチーフだったので感情移入がし難く感じた。
  • 同様に賛否両論有ろうかと思うが、「オープニングの構成方法」「エンディングの処理方法」共に違った構成や対処方法があったであろうし、番組の印象も違ったものになったのではと思う。 等

以上

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