テレビ高知放送番組審議会

第540回放送番組審議会だより

第540回放送番組審議会議事の概要


1.開催年月日

2021年1月8日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹新市
副委員長 池田あけみ
委員 入交英太
奥村興二
中田由季
大家賢三
二宮久美
野並良寛
会社側出席者 代表取締役社長         井上良介
取締役副社長          藤田徹也
取締役 編成業務局長      横山雄一
テレビ高知映像 専務取締役   尾崎 泉
事務局 吉本龍二

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「スーパーよさこいがゆく~証言でつづる原宿表参道元氣祭~」
【放送日】
令和2年11月 1日(日) 14:30~15:24放送

(2)審議の概要

  • 上記番組の批評
  • 次回定例会の確認
  • その他報告事項

(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

1月定例会意見概要

  • スーパーよさこい~原宿表参道元氣祭~の主催者側や関連する行政・団体の方々、踊り子たちをはじめ「20年間の祭りに携わった幅広い対象者」の中からバランス良く多岐に亘る証言やエピソードの数々を掬い上げている。この祭りに寄せる人々の思いを通じて「よさこいの力」を力強く上手に表現していた。各人の言葉や表情にも説得力があり感動した。
  • 20回の節目となる大事な今回の祭は、オリンピックにより開催時期の変更を、コロナ禍により開催中止を余儀無くされて不運ではあったが、反面この番組が制作される原点になったとも考えられる。
  • 全般的にバランスの良い構成配分で、淡々とした進行だが視聴者にとって分かり易い流れであった。
  • 美しく滑らかな映像や懐かしく思う映像がふんだんに使われており1時間の長さを感じなかった。
  • 優しく落ち着いた中川アナウンサーのナレーションは番組にぴったりとハマっていた。一方で高齢者などの方々には聞き取り難い感じもあった。
  • 昔の映像では各時代の世相や当時のトレンドも感じられた。
  • この祭りを産み育て支えてきた方々の言葉や表情が印象的。今まで知り得なかった舞台裏の話の数々も大変興味深かった。
  • 明治神宮へよさこい祭りが奉納されることで、「これまでの自由闊達なイメージ」に「清々しいイメージ」が付加されたように感じられた。併せて「世界につながる祭り」としての可能性も強く感じられた。
  • 番組内の場面場面で、視聴者に必要とされるサイド情報が更に入っていれば番組に対する理解につながり深みも出たのではないかと思う。伝わり易いと思う。  等

以上