第539回放送番組審議会議事の概要
1.開催年月日
2020年11月6日(金)2.出席委員(敬称略)
委員長 | 佐竹新市 |
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副委員長 | 池田あけみ |
委員 |
入交英太 奥村興二 中田由季 大家賢三 二宮久美 野並良寛 |
会社側出席者 |
代表取締役社長 井上良介 取締役副社長 藤田徹也 専務取締役 放送番組審議会担当 久禮田徹 取締役 編成業務局長 横山雄一 役員待遇 報道制作局長 岡﨑正明 |
事務局 | 吉本龍二 |
3.議事の概要
(1)議題
- 【番組の合評】
- 「からふる (番組後半部分)」
- 【放送日】
- 令和2年10月 6日(火) 18:15~18:55放送
(2)審議の概要
- 上記番組の批評
- 次回定例会の確認
- その他報告事項
(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り
11月定例会意見概要
- 情報系ワイドとして新番組スタートし、現在は報道系重視のワイド番組を目指しているとの事だが、最近になって「全般的にこなれてきた」感じが出来始めた。それでも他局と比較すると見劣りする部分もあるので今後に期待する。近年は「朝から夕方まで情報系番組が連続する傾向」が強くなっているので今後は更に「からふる」らしい特徴や個性を築いて行って欲しい。
- 当初に比べるとキャスター二人の番組進行に安定感・安心感が増しているように思える。同様に、二人の表情や対応等にも好感が増したように思える。
- 慌しいながらも当日の主要な地元ニュースが気になる時間帯でもあり、ニュースインデックス形式で画面表示する等の工夫があると視聴者にも伝わり易く喜ばれるのではないかと思う。
- 名詞のアナウンスアクセント等に「地元でのイントネーション」との違いが時として見られるが、それらの使い方にも「ばらつきが感じられ、統一感が無い。」ようにも感じられる。
- 今後も番組内では「特集を組む」ものと思うが、骨太のテーマが出て来ることを期待している。
「からふるトリップ」
- 初回の特集として番組半分近くの時間を割いた力作で、有意義な情報と共にドローン映像を含めて美しいカットの数々や懐かしい映像も見られた。しかし、構成・進行内容に丁寧さに欠けた部分や必要と思われる情報が不十分であったり反対に不要に感じられる部分が散見された。その為全般的印象としては「伝えようとしたテーマに奥深さを伝えきれなかった」のではと思われる。
- 懐かしさを演出したいのならば、重要な場面は特に映像カットをゆっくり見せるなど視聴者目線の工夫をして欲しいし、せっかくのアーカイブ資料をもっと効果的に活用した方が良いと思う。
「からふるボイス」
- 日本全体的な質問テーマ設定は想定外だったので新鮮な印象と興味を持ったが一方で違和感も残る。
- インタビュー相手は年代や性別が偏らないでバランス良く配慮した方が好ましい。収録場所もバラエティを持たせて複数で行なった方が更に興味を引くのではないだろうか。
「からふるウェザー」
- ローカルのお天気情報は、専門家による解説よりも地元としての情報発信に重点を置いた方が視聴者に伝わり易いと思う。 等
以上