第534回放送番組審議会議事の概要
1.開催年月日
2020年5月8日(金)2.出席委員(敬称略)
委員長 | 佐竹新市 |
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副委員長 | 池田あけみ |
委員 |
入交英太 奥村興二 中田由季 大家賢三 二宮久美 野並良寛 |
会社側出席者 |
代表取締役社長 井上良介 専務取締役 放送番組審議会担当 久禮田徹 取締役 編成業務局長 横山雄一 役員待遇報道制作局長 岡﨑正明 |
事務局 | 吉本龍二 |
3.議事の概要
(1)議題
- 【番組の合評】
- 「 情報パレット からふる(Nスタは除く) 」
- 【放送日】
- 令和2年04月20日(月) 16:50~18:54放送
(2)審議の概要
・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項
(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り
・4月から構成もスタッフも新しくなり、スタジオのセットもより鮮やかになりイメージアップ。出演メンバーは経験値の高いアナウンサーを核にすることで安定感が出た。サブのアナウンサーは未だ余裕が感じられないが将来性を感じる。一方で従来のMCから感じられた華やかさがなくなってしまったのは少々残念に思う。
・番組全般に報道色が強くなりリニューアル以前から継続していた「新しい情報番組の流れ、ゲスト出演者と共に発信するこだわりや独自の視点」が途絶えてちょっと残念な気がする。
・ネットニュースを挟んだ2部構成。前半も後半もほぼ同じニュースで構成されていたが「1部は生活情報、2部は報道に徹する」など、メリハリがついた方が視聴者も分かり易いのではないか。
・ニュースのリピートに関しては、慌ただしい時間帯なのでメインニュースの繰り返し報道は理にかなっていると思う。また、5時台に主要なニュースを他局より早く視聴できるメリットもある。但し6時台での重複感はある。
・時節柄「新型コロナ関連ニュースに重点」は十分理解できるが、全般的に重苦しさが感じられる。部分部分で息抜きを作るなどの工夫が欲しい。
・「からふるLive・TSUNAGU高知家の底ヂカラ」は行政と連携して県内企業を応援するテレビ局の強みを活かした良い企画。レポーター役の二人は共に嫌みが無く明るくて相変わらず好感が持てるレポートをしているが、もう少しお店の歴史や伝統にも触れて欲しいとも感じる。
・別の日の企画だが「濵田知事へのロングインタビュー」など県民の関心事項に積極的に取り組むスタッフの意気込みが感じられるものもあった。また特集では、県民の関心事項を上手く取り上げてフットワークの軽さを感じさせるものもあった。
・「アナウンサーが原稿に詰まったり、字幕スーパーを出すタイミングが間違ったりなど、番組内での初歩的なミス」「中継時の音声が途切れたり、ニュース画面が流れない、テロップの間違いなどのトラブル」が散見されるので細心の注意を払い番組制作にあたって欲しい。
・視聴時に「音声量の強弱、アナウンステンポのバランス」「場面場面で見られる表情」が途中で大変気になる時がある。良い時もあるし良くない時もある。伝える内容にも依るだろうが視聴者に伝わる雰囲気作りも大切にして欲しい。今後も耳障り良く、明るく、軽やかな番組作りを期待している。
・ネット中継による「そらいろチェック」に関しては、遠方の気象予報士による“今日の高知” 解説に違和感を覚える意見と共に、解説内容が理解し易く違和感無く耳に入る意見があった。等
以上
(※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、委員不在・レポート形式提出形式による審議会を開催)