第581回放送番組審議会議事の概要
1.開催年月日
2025年2月7日(金)2.出席委員(敬称略)
委員長 | 佐竹新市 |
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副委員長 | 池田あけみ |
委員 |
入交英太 奥村興二 中田由季 大家賢三 小島久美 野並良寛 |
会社側出席者 |
代表取締役社長 藤田徹也 常務取締役 放送番組審議会担当 横山雄一 コンテンツ局 編成部長 村山まや |
事務局 | 吉本龍二 |
3.議事の概要
(1)議題
- 【番組の合評】
- 「 ダイドーグループ日本の祭り ひょうきん者たち-佐喜浜八幡宮大祭- 」
- 【放送日】
- 令和6年11月17日(日)15:30~16:24放送
(2)審議の概要
・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項
(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り
・この番組は室戸市佐喜浜八幡宮の大祭で行なわれる“俄”に焦点を当てたもので、委員からは「番組全体の構成や内容、ナレーション、音楽、映像や画面の処理方法」等、多岐にわたる視点からの意見が多く出された。全体的に高評価を得ているものの、いくつかの改善点も併せて指摘されており、これらは今後の番組制作に活かされることを期待する内容であった。
・タイトルの「ひょうきん者たち」はストレートで分かり易く、期待感を持たせるものであった。
・祭り全体ではなく庶民の気持ちを代弁する“俄”にスポットを当てた番組構成は良かった。
・ドローンを使った空撮映像の美しいシーンは印象的だった。
・ナレーションは落ち着きがあって聞き取り易かった。また番組の流れに添うBGMも好感が持てた。
・“俄”の説明が丁寧で分かり易かった。一方でもっと深掘りして説明して欲しい部分もあった。
・俄の台本を手掛ける上田庄吾さんの葛藤や、役者としての喜びが感じられた。
・“子ども俄”の誕生と取り組みに好感が持てた。子どもたちは可愛らしく、見ていて楽しかった。
・県立図書館に保管されている「最古の俄台本」は大変貴重なものだと感じられた。
・佐喜浜八幡宮の三つの鳥居と参道の映像は大変美しかった。
・役者の素顔とメイクした姿を同じ構図で映し出したのは上手な演出だった。
・ドキュメントタッチの番組構成は全体的に明るさが少なく、楽しさが足りなく感じられた。
・日本の祭りシリーズは、アーカイブ映像として記録性という意味でも価値のあるものと思う。
等
以上