【番組の合評】

「　からふる　」

【放送日】

令和６年１０月０９日（水）１８：１５～１８：５５放送

・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項

・生放送の限られた時間の中に「この日の主要ニュースの各項目と共に通常の情報コーナーや天気情報」がテンポ良く上手にまとめられていたが、それ以外に約10分間の特集「パリ パラリンピック・車椅子ラグビーで史上初の金メダルを獲得した日本代表の主将、池透暢選手の生出演」を併せて組んでいたので非常に忙しない、落ち着きのない番組進行だったとの印象が残った。

・「丁寧に取材・準備した各項目の放送素材」は放送尺の関係で多くの部分を切り詰めて放送したと思われる。全般的に各項目共に仕上がりも良くてテンポも良過ぎたので、反対にそれぞれの項目を通常通りの放送尺で「じっくり見てみたい」とも感じた。

・番組全体として安定感・安心感共に増してきたと思われるが、部分部分では番組構成の組み立て方や番組の進行方法で気になる部分が散見された。今後も更なる工夫の積み重ねが望まれる。また、ＭＣによる「原稿メモのチラ見」も気になるので極力抑えるように願いたい。

・“街頭インタビューの声”“＃シェアふる出演者の説明”“そらいろ図鑑の天気解説”共に映し出された皆さんの言葉は画面の流れに添って解かり易く納得、好感が持てた。それを上回ったのが特別ゲストの池さんの言葉で、車椅子ラグビーの激しさとは違う穏やかな語り口が心地好く思われ、アスリートならではの言葉の数々と共に謙虚で誠実な人柄が十分に伝わって来た。

・ローカル放送局が出来ることの一つに「県内の出来事や地域の情報等のニュースを伝えることで県民に“高知に暮らして嬉しいな、誇らしいな。”“お互いに励まし合って元気付けして行く。”と感じてもらうこと」がある。今後も「いったい今日は何が大事で、何が大切か？」を本質と捉えて、更なる挑戦と努力を期待している。

等

以上