第401回審議会議事の概要
1.開催年月日
2007年2月2日(金)2.出席委員(敬称略)
委員長 | 森本 忠彦 |
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副委員長 | 石川 啓子 |
委員 |
荒川 浩一 岡本 康生 下岡 正文 角 博子 別役 重具 山岡 美千代 吉本 佳代 |
会社側出席者 |
藤原 健男(代表取締役社長) 髙石 眞一(専務取締役) 竹村 修己(常務取締役報道技術センター長) 井上 良介(取締役営業企画局長) 有光 孝一(取締役編成業務局長) |
事務局 | 笹岡 良昭(事務局長) |
3.議事の概要
(1)議題
- 【番組の合評】
-
第2回日本放送文化大賞グランプリ受賞作品
信越放送制作「無言館・レクイエムから明日へ」 - 【放送日】
- 19年1月4日(木)
(2)審議の概要
- 上記番組視聴の上、合評
- JNN系列放送番組審議会近畿中四国地区協議会報告
- 次回定例会の確認
(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り
- さすがにグランプリ受賞作品。非常に感銘を受けた。
- 絵の鑑賞のさせ方、カメラワークが見事で、主人公の思いが全編から伝わってきた。
- もっと多くの絵を見せて欲しかった。
- 絵の修復課程が、克明に必要だっただろうか。
- ナレーションが良かった。
- ナレーションが思わせ振りで、最初は嫌な気がした。
- 絵の修復と「記憶のパレット」の修復を、意味深く構成していた。
- 無理なく観え、制作者の意図が伝わる番組だが、タイトルは「レクイエム」ではなく「鎮魂」で良かったのでは。
- 出演者の言葉がゆったりしていて、言いたいであろう言葉がきちんと取り上げられている。
- カメラワークがすばらしい。普通の映像なのに、静けさの中に凛とした雰囲気が漂っている。
- 音楽もすばらしく、内容や画面に沿っている。
- 何気ない市井の人達が、人間のすばらしさを確実に伝えてくれている。
- 反戦なんかを越えたレベルの人間賛歌であり、芸術のすばらしさを感じた。
- 何の煽動もてらいもない注目すべき作り。
- 重厚で秀逸の番組。
- 登場人物全員が、番組の品格を上げている。
- ペンキ事件の扱いが、重厚さを下世話にした感がある。
- 「心の劣化」というメッセージをポジティブな例で取り上げている。
- 表現力や演出力が豊かで感動した。
- 言葉、単語がぴったりで、芸術に長けた人は、何を伝えたいのかを聞く側が分かる表現をする。
- 絵を画いた人の心を大事にした番組。
- ここをお伝えするので、あとは皆さん考えてという上手な作り。
- 地味な内容の中に、訴えるものが、ひしひしと伝わってきた。