テレビ高知放送番組審議会

第578回放送番組審議会だより

第578回放送番組審議会議事の概要


1.開催年月日

2024年10月4日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹新市(レポート参加)
副委員長 池田あけみ
委員 入交英太
奥村興二
中田由季
大家賢三
二宮久美
野並良寛
会社側出席者 代表取締役社長          藤田徹也
常務取締役 放送番組審議会担当   横山雄一
取締役              岡田康也
コンテンツ局 編成部長      村山まや
事務局 吉本龍二

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「 特別生放送! 英雄がもんたでっ‼ ~つぐみ・幸大郎のオリンピックストーリー~ 」
【放送日】
令和6年09月04日(水)19:00~20:00放送

(2)審議の概要

・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

・92年振りとなる高知県民五輪金メダルの獲得は幼馴染み二人による同時偉業でもあり、県民にとっては非常に喜ばしい驚きの快挙。興奮冷めやらぬ時期にその快挙を振り返る事が出来たこの番組の視聴は、心温まる構成内容と共にローカル局制作の地元感も強く表現されていて“お得感の有るあっという間の1時間”でした。オープニング3分間の盛り上げも良かった。

・特別番組に二人同時にキャスティング出来たことに驚き、番組の主旨に沿った著名ゲストの出演にも驚かされました。

・番組の進行に連れて二人の“人となり”や“現在までの経緯”が好意的に紹介されていて、和気藹々のスタジオの雰囲気の中では盛り沢山の切り口で一気に60分間を駆け抜ける感じだった。一流アスリートであるお二人の的確な受け答えにも好感が持てました。

・主役二人を幼少期から撮り貯めていた豊富な資料映像には、制作側スタッフの頑張りが感じられた。

・同じく特別ゲスト(吉田沙保里さん、豊ノ島関)の人選、非常に解かり易い解説・専門知識、コメント力、人を思い遣る気持ちの強さなどが各シーン毎に感じられた。

・一方で二人を育てた監督の「指導者としてのコメント」がもっと欲しかった。

・生放送特番の難しさとしては、進行役の適切なコメントの選択、進行に合わせた心配り、話題にタイミングを合わせた画面作り等があるが、番組の一部分に対応力の不足があったのは残念でした。

・生中継でレポートを入れた新人アナは本番中に十分な対応が出来なかったが、憎めない愛すべきキャラを持っており、これからの成長を期待したい。

以上