テレビ高知放送番組審議会

第575回放送番組審議会だより

第575回放送番組審議会議事の概要


1.開催年月日

2024年6月7日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹新市(レポート参加)
副委員長 池田あけみ
委員 入交英太
奥村興二
中田由季
大家賢三
野並良寛
二宮久美(レポート参加)
会社側出席者 代表取締役社長          藤田徹也
常務取締役 報道制作局長      飯島達男
常務取締役 放送番組審議会担当   横山雄一
取締役              北澤邦典
報道制作局 報道制作部長     竹内一政
事務局 吉本龍二

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「 からふる 」
【放送日】
令和6年05月31日(金)18:15~18:55放送

(2)審議の概要

・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

当日は突発の事件や大事故が無い1日だったので、番組前半の構成内容としては当初から予定の“地域の話題”“高知の旬”など多彩な項目を時間配分良く、豊かな情報量でテンポ良く放送していた。それも有ってか後半の特集などのコーナー部分では若干の間延び感があった。

・どのニュースも関係者からのコメントを適切に拾っていたので丁寧な取材が感じられた。また、取材を受けた方たちの生き生きとした表情も印象に残り大変良かったと思う。

・番組進行役はベテランの藤﨑アナと最近は喋りに余裕が出てきた平賀アナの女性二人が担当していて安定感のある進行に思えた。生放送のニュースに関しては想定外の出来事や適正な対応を求められる怖さがあるのでお互いをチェックすると共に場面場面で適切なフォローを更に心掛けて欲しい。

・新コーナーの「KICK OFF!KOCHI」は、絶好調の高知ユナイテッドSCがJリーグ昇格に向けて盛り上がっている最中であり、とてもタイミングの良い企画。進行役のコーナーMCも新鮮味があって良い味が出ている。転戦各試合での密着取材は難しいとは思うが“視聴者の知りたい”を刺激し、県民の気運醸成に向けて更に頑張って欲しい。

・同じく新コーナーの「おだちの生中34杯」はパワフルでスピーディな喋りや明るいキャラクターについては非常に好感が持てる。紹介する町のポイントを手書きのスケッチや写真レポートで紹介していくがアナログな手作り感、臨場感で引き込まれる。場面進行の細かい部分には粗さや締まりの無さが感じられ改善の余地があり、生放送で伝える意義にも多少の不明確さが残るが、一方で紹介地のサイド情報をもっと強化すれば魅力が更に増すのではないかとも思う。

・CM前の「ハマスイからふる水族館」は良い意味での気分転換になりほっこりする  等

以上