【番組の合評】

「　帰ろう！南へ　～紡ぐ青春～　」

【放送日】

※令和５年０４月０８日（土）　１５：００～１５：５４放送

・上記番組の批評

・次回定例会の確認

・その他報告事項

・少子化・津波対策を理由に高知市内の高校2校の統合が決まり、36年の歴史を閉じることになった南高校最後の１年間を追った番組で、複雑な思いと期待をもって視聴した。

・1年間に亘る丁寧な取材に好感を持てるが、一方でテーマ設定に不明確さが感じられ、構成する取材対象の選定や各時間配分の甘さ、各映像の切り取り方や処理方法に弱さが感じられる部分もあった。

・「未来に向けて希望が持てる美しくダイナミックなオープニング映像。36年の歴史がコンパクトにまとまって紹介されていた。生徒のインタビューも前向きで生き生きとした表情に好感が持てた。印象的なカットや感動的なシーンがあった。全般的に寂しさと明るさのバランスが良かった。視聴後も清々しい気持ちが残った。」等の肯定的な意見と、「統合による厳しい経緯等、問題提起の部分を避けていたのでもの足りなさが残った。タイトルを含め番組のテーマが掴み難かったので番組として興味が湧き難く深みが感じられない内容だった。体育会系のクラブ活動に重点が置かれていたので、通常の学生生活や様々な活動、関係者の声等もバランス良く欲しかった。卒業生には記念・記録となる価値のある番組だが、関係者以外には中途半端で興味が湧き難かったのではないか。」等の否定的なものもあり意見が分かれた。

・メインとなった3年4ホーム以外の卒業生の皆さんや、同時に閉校となる南中学校3年生の様子も上手に触れて欲しかった。

・部分的に聞き取り難い箇所はあったが、落ち着きのあるナレーションとGBMは番組に良く合っていた。　　　　　　　　　　　等

以上