第５６０回放送番組審議会

2023年1月6日（金）

委員長	佐竹新市
副委員長	池田あけみ
委員	入交英太奥村興二中田由季大家賢三二宮久美野並良寛
会社側出席者	代表取締役社長　　　　　　　　藤田徹也常務取締役　　　　　　　　　　飯島達男取締役メディア技術局長　　　　横山雄一取締役報道制作局長、番審担当　上田正哉取締役営業局長　　　　　　　　北澤邦典総合編成局編成業務部長　　　　　竹村志麻報道制作局局長代理　　　　　　　和田敦子
事務局	吉本龍二

・上記番組の批評

・民放連放送基準改正に伴う当社番組基準改正に関する答申

・次回定例会の確認

・その他報告事項

【番組の批評】
・番組オープニングからテンポ良くバランス良く明るくスタート。ナレーションの声質も良く落ち着いた雰囲気に好感が持てた。一方で、ＢＧＭの使い方にはひと工夫が欲しい場面があった。

・「全国から注目されている鉄道列車」なのに、紹介内容ではその点が十分にアピール出来ていなかったのが残念。また「鉄道そのものの魅力」についても、深掘りをもっとして欲しかった。

・興味を引く番組テーマに期待したが、“魅力的な大人旅” らしさは感じられず、“大学生の卒業旅行”風に感じた。食レポを含めトークの内容や編集が雑に感じる部分があって残念だった。

・車窓からの景色と共に、沿線の海や山など手間を掛けた景色映像の数々が美しく編集されていた。しかし車内で撮影した弁当食材の一部が美味しそうに見えなくて残念。

・番組内の情報量が多すぎた。各種体験・食レポ・観光・アナウンサー同士のトークなど盛り沢山の構成内容ではあったが、それぞれにメリハリが弱く中途半端でまとまりが無かったので、視聴後は全体的な印象が心の中に残らなかった。

・それぞれの“レポートや紹介、トークの内容”は「そこで感じた印象や感想を述べる」だけではなく、視聴者目線に立って視聴者が知りたいと思う内容を伝えるように心掛けて欲しい。例えば今回紹介が無かった「各ものがたり列車の運賃」などは特に知りたかった内容だったと思う。

・この番組の前にタイプの違う生放送の情報系番組をひとセットの形で放送していたが、このような取り組みは「如何にもテレビ的」で良かったのではないか。　　等

【民放連放送基準改正に伴う当社番組基準改正に関する答申】
「民放連　放送基準」が一部改正されるのに伴い、テレビ高知番組基準の変更が諮問され、「妥当である」との答申があった。

以上

テレビ高知放送番組審議会