【番組の合評】

「　JNNふるさと紀行　和田正人のもんてきたで。～ふるさと高知旅～　」

【放送日】

令和２年０２月１２日（水）　１９：００～１９：５４放送

・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項

・「旅とグルメ」は良くあるパターンだが、今回は体験を伴うグルメをテーマにした構成とテンポの良い進行で、全般的にバランスの良い１時間番組に仕上がっている。全国向けに制作された高知の紹介番組ではあるが和田正人氏の高知愛が画面から滲み出ており、地元の人間としても違った意味で十分に楽しめる内容であった。
・番組進行役の個性豊かな２人のキャスティング、その２人がロケを本当に楽しんでいる様子、ドローンで撮影した美しい風景映像の数々や紹介する料理が美味しそうに見えた点、等に好感が持てた。この流れとキャストで第２弾、第３弾を期待しています。
・番組台本もあったと思うが、進行役２人のコミカルな遣り取り、好感が持てるリアクションや態度によって番組全般に広がりと安定感が生まれていると感じられた。
・ナレーションの質と量は適質・適量。ＢＧＭ、効果音、スーパー表示のタイミングも良好に感じられた。紹介内容のパートパートでは、もう少しサイド情報の補強が有ればなお良かった。
・本編中に「黄金比」の投げ掛けがあったがその後のフォローが無かった点と、スーパー表示に文字の誤用が有った点が気に掛かった。
・手作り田舎寿しの手袋無しでの調理等、撮影時や編集時点での繊細な心遣いが必要と思われるシーンが本編中にいくつかあった。また、高知文化でもある返杯の嵐のシーンも放送時点では未だ許されたとしても新型コロナウイルスが感染拡大している昨今では厳しいものがあると思われる。等

以上