テレビ高知放送番組審議会

第559回放送番組審議会だより

第559回放送番組審議会議事の概要


1.開催年月日

2022年11月4日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹新市(※レポート参加)
副委員長 池田あけみ
委員 入交英太
奥村興二
中田由季
大家賢三
二宮久美
野並良寛
会社側出席者 代表取締役社長         藤田徹也
常務取締役           飯島達男
取締役 メディア技術局長    横山雄一
取締役 報道制作局長、番審担当 上田正哉
取締役 営業局長        北澤邦典
総合編成局編成業務部長     竹村志麻
報道制作局局長代行       和田敦子
事務局 吉本龍二

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「 Live is Back. 」
【放送日】
令和4年10月19日(水) 19:00~19:54放送

(2)審議の概要

・上記番組の批評

・民放連放送基準改正に伴う当社番組基準改正に関する説明・諮問

・次回定例会の確認

・今期上期の番組種別に関する報告

・その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

・コロナ禍の中で暗くなりがちな“ライブハウスの苦悩”がテーマのドキュメンタリー番組だったが、全般的に悲壮感も無く前向きな考え方や姿勢の内容が豊富だったので、見る側としては救われた。

・主人公である西岡さんの飾り気のないコメントをはじめ、ライブハウスのスタッフ・演奏者・観客の“ライブシーン”に向き合う各々の気持ちが番組から感じられた。

・大きな起伏も無く淡々と番組は進行するが、長期に亘って対象者を丁寧に取材していたので、ディレクターや番組スタッフの熱量が感じられる。普段からの信頼関係があったからこそ取材出来たシーンやコメントが豊富に番組内で見受けられたと感じる。

・三上アナウンサーのナレーションは落ち着きがあって聞き取り易かった。通常よりは多い目のナレーション量で構成されていたが、コメント内容では使い古された表現が有ったり、場面や流れにそぐわない表現やタイミングが散見され残念だった。

・番組後半ではジュンスカイウォーカーズのライブシーンが長時間続き、ファンにとっては嬉しい構成だったと感じるだろうが、一般視聴者としてはバランスが悪く無意味に長く感じられた。その為、視聴後の印象としては“テーマが解り辛いまとまり感の無い番組”になったのではないか。

・アマチュア奏者の演奏シーンや楽曲の数々を紹介しているパートでは、つなぎ方をもっと丁寧に編集してあげないと失礼ではないかと感じた部分があります。

・タイトルにサブタイトルを付けた方が番組コンセプトをより明確に打ち出せると思うし、視聴者に向けても番組全般が理解し易くなって親切なのではないか。   等

以上

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