第557回放送番組審議会議事の概要
1.開催年月日
2022年9月2日(金)2.出席委員(敬称略)
委員長 | 佐竹新市 |
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副委員長 | 池田あけみ |
委員 |
入交英太 奥村興二 大家賢三 中田由季(レポート参加) 二宮久美(レポート参加) 野並良寛(レポート参加) |
会社側出席者 |
代表取締役社長 藤田徹也 常務取締役 飯島達男 取締役 メディア技術局長 横山雄一 取締役 報道制作局長 上田正哉 取締役 営業局長 北澤邦典 総合編成局長 岡田康也 |
事務局 | 放送番組審議会事務局長 吉本龍二 |
3.議事の概要
(1)議題
- 【番組の合評】
-
「ネットワーク番組について」
1.報道・ニュース・ドキュメンタリー番組
2.情報系番組
3.ドラマ番組
4.バラエティ、その他番組
5.ネット番組全般
- 【放送日】
(2)審議の概要
・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項
(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り
【 1.報道・ニュース・ドキュメンタリー番組 】
「全般的に」
・ニュース番組に関しては良くも悪くもこの一年間代わり映えせず、可もなく不可もなく進行している印象。一方でドキュメンタリーの「世界遺産」「情熱大陸」は長寿番組にも関わらずマンネリ化を感じさせない。取り上げる素材の素晴らしさはもちろんのこと、企画内容や映像美等に制作側の工夫も多々あると感じる。
・JNNではここ数年この区分が「Nスタ・news23・報道特集・世界遺産・情熱大陸」の5番組だと思うが、印象としてはもう少しこのゾーンが多くても良いのではと感じる。
・単なる出来事やニュースならインターネットでも知ることが出来る。様々な視点や切り口で客観的に物事を伝えることが地上波の使命であり、そこに価値があるのではないか。
・TBSでは4月より「ニュースDIG」を開始し、また「news23」では“調査報道”も復活しており、一過性に終わらない継続した取材を行う姿勢を示していると思います。
「Nスタ」
・井上貴博アナウンサーとホラン千秋さんのコンビはバランスが良く、落ち着いた進行が安定感を感じさせ視聴していて気持ちが良い。ニュースには厳しく、ホットな話題ではお二人の人間性が垣間見えるコメントに親近感さえ覚えることが多い。以前から井上アナウンサーの服装=クールビズに興味がありましたが、以前以上に違和感もなく爽やかさを感じる。今では「今日はどんなシャツを着ているかな」と、楽しみになりつつあります。ホランさんはマルチな才能で有名ですが、コメント力も優れており言葉も伝わり易い。
・各局がしのぎを削る時間帯だが、この番組の2トップは安定しており、二人を支える若手のプレゼンターとの呼吸も良く合っており安心して見ていられる。逆に安定感が続くだけに新鮮さには欠けるのかもしれない。
「news23」
・夜のニュース番組ですがスタジオセットが明るいのは好印象。小川彩佳さんの硬さがだいぶ抜けて表情が少し柔らかくなったように感じます。小川さんは真面目そうで必要以上に深刻な表情に見えてしまうことがあるので、暗いニュースでも淡々とアナウンスやコメントをするようにしても良いように思います。
・小川アナウンサー、国山ハセンアナウンサーがこれまでも色々と番組構成等でトライを続けているが、やはりかつてのNEWS23と比較してしまう。他局と比べても物足りなさと魅力不足を感じる。
「報道特集」
・報道のTBSの看板となる番組です。「旧統一教会と政治」のシリーズでは、国会議員だけでなく地方議員にまで浸透していることに驚きがありました。そう云った「話してくれる証人」を見つけるネットワークの凄さを感じます。
・8月13日放送の「戦時下のウクライナメディア」は政府とメディアの関係性を描いた内容で、国営放送と民間放送が協力して放送する「団結ニュースマラソン」が中心でした。国営放送のトップにインタビューし、政府からの圧力に対してNOと突き返す判断、記者個人が自己検閲する懸念、それを乗り越えるジャーナリストの規範等の話が印象的であり、現在の日本のマスコミ状況と比較が出来てとても興味深く感じた。最近では「戦後日本と核」「戦争とメディア」「検証 旧統一協会」「ウクライナ戦争」などを取り上げ、いま必要な伝えるべきテーマとして興味深く視聴した。
・調査報道をしっかりと実行すること、キャスターやリポーターが現場をして感じたことをその取材現場やスタジオから自らの言葉で語ること。渦中の人物の声を届けること、そこには取材を受けた当事者の言葉も大事にしている点を含め、視聴者・社会に対して問題提起をする数少ない硬派で視聴して損の無い番組です。
・金平さんは暗く厳しい顔つきをされていることが多いのですが、その表情が日本の政治状況、社会状況のバロメーターのような気がしてなりません。今後もより深く物事の本質に迫っていく報道を期待しています。
「世界遺産」
・毎回、ダイナミックな映像や繊細で美しい映像、上空から海中から地上からと多様な角度からの撮影を駆使し、感動を味わえる満足感の高い番組です。ナレーターの杏さんは、いつも変わらず落ち着いたトーンで淡々と原稿を読み進めていくため、広がる画面の中の様々な場面に自然に心地好く入り込んでいけるように感じます。あの大き過ぎると思えるテロップのフォントも調整されて余り気にならなくなりました。
・未来に引継ぎ守って行きたい地球の宝を紹介するこの番組は子どもたちに見せたい番組の一つであり、こらからも長く続けて欲しいと思います。
・この番組を視聴して旅先を決めるきっかけになることや、いつかは行ってみたいと憧れを抱く視聴者は多いと思います。美しい映像を視聴するだけでも旅気分を味わえます。
・ドローン映像をふんだんに取り入れ、これまで以上に迫力ある映像になっていると感じます。杏さんのナレーションや、大橋トリオさんのオープニング曲もすっかり耳に馴染み、リラックスして視聴できる番組です。
・時間をかけて世界中で取材した美しい画像は、長寿番組であるが全く飽きさせず見劣りしない映像資産にある番組。更に最新の機材でよりダイナミックな映像は感動的です。杏さんのナレーションは家族内でも賛否が別れている。
「情熱大陸」(MBS制作)
・見逃したくない番組の一つです。短い時間の中にしっかりとその人物の内部までとらえながらテンポ良く進んでいく心地好さがあります。東京オリンピック開会式の「動くピクトグラム」で注目を浴びたHIRO-PONさんの回ではパントマイムの魅力を知り、無言劇に挑む彼のストイックな姿に感動し、舞台に見入る観客の表情にも感動をしました。
・ロックシンガー矢沢永吉さんを追った回では永遠のロックシンガーの華やかな姿と、その裏にある彼の繊細で真摯な姿勢、年齢を感じさせないエネルギッシュな姿、その全てが捉えられていました。また、ブライダルヘアメイクアーティスト服部由紀子さんの回は華やかな婚礼の世界と、花嫁と向き合う服部さんの姿や、アーティスト魂のような気迫を感じる場面など、観る女性たちを引きつける魅力ある時間でした。
・様々なジャンルで情熱的に生きる人物に焦点をあて、その回を担当する演出家たちのこだわりが底に流れていることを感じます。繊細な表現や迫力ある場面の魅力を感じながら、窪田等さんのナレーションもすっきりと嫌味なく心地好く聴いています。抜群の安定感と信頼の語りはこの番組を大きく支えていると思います。
・ウクライナ出身のナターシャさんの回では国に残る家族との遣り取りのシーンが挟まれ、日本の日常の中でも緊迫した個人の姿が浮き彫りになりました。美しい歌声には大変心惹かれ、番組中で歌った曲は改めて奥が深いこの歌の素晴らしさを認識しました。インタビューシーンでは、彼女の美しさと殺風景な海岸風景のコントラストがとても心に残り、家族を心配する彼女の心象風景のような印象でした。番組最後の後ろ姿のカットも目に焼き付いています。
・写真家・峯水さんの回ではプランクトンの美しい姿に圧倒されました。番組最後に峯水さんが述べた言葉は、“いのち”に向き合う峯水さんの覚悟の言葉として感動を覚えました。
【 2.情報系番組 】
「THE TIME,」
・朝の番組とは思えない意外性があり、新しい切り口に期待をしています。
・バラエティ色が強くなり、内容も詰め込み過ぎて逆に物足りなさを感じる。
・7時の「今日も元気に」が流れるとシマエナガの踊りを見ながらなんとなく一緒に歌ったりしています。お気に入りは「目覚めのいい音(ね)」風景の美しさとその音色、魚の焼ける音、湯の沸き立つ音、鰹節を削る音、野菜をザクっと切る音・・・などとても繊細に捉えられており、映像も美しい。わずかの時間ですが癒しの時間です。
・列島中継や中高生のニュース、今日の天使ちゃんや1分間体操に今朝の1曲などなど、個性的な企画が面白いと思います。朝の支度をしながらの時間帯。流れてくる各コーナーの音に耳を傾けながら、気になる時に手をとめて画面を見るのでこれで良いと思っています。
・全体としてコーナーが多く構成が整理されていないように感じます。また画面も見難く感じます。特に“タイムトゥデイ”の6項目のラインナップ画面は、後ろのスタジオのセットと重なり非常に見難いと思います。スタジオ後方のお天気ブースのスペースも無駄か余り意味が無いように感じます。番組全体の印象としてちょっとまとまりがなく散漫な印象を受けました。一方で安住さんの力を抜いたと云うか少し斜に構えたようなキャラクターによって、ちょっとのんびりしたオアシスのような場を作り出しているようにも感じます。これを面白いと見るのかどうかは意見が分かれると思いますが、私は面白く感じています。
・月曜日から金曜日まで共通しているのは明るさです。テンションが高いとか、賑やかと云ったことではなく、「人」の内面から湧き出る明るさ、お人柄が朝の番組に向いていると思います。コメントも原稿を読むのではなく自分の意見としての言葉で伝えている感が見受けられる。特に香川さんは言葉に力があり一生懸命さ、正直さなど伝わり、時としてふっと笑えるシーンもあり朝から元気を貰う気がする。
・最近視聴した「出張!安住がいかない・テレビ局社会科見学」ではTBSの社内の案内とちょっとした逸話や、TBSの歴史にまつわる紹介をしていて大いに安住さんらしさが発揮される楽しい企画でした。安住さんの良さの一つは、ちょっと毒のある事も品を失わずに明るく話せることで、その良い面が発揮されていました。安住さんがフリーに話せるコーナーを設ければ番組のアクセントになり、より視聴者をひきつけるように思います。
・安住さんはやっぱりサイコーですね。情報番組としては所謂コメンテーターがいないのも良いです。ニュースランキングは社会問題からエンタメまで世間の関心や話題が分かりますし、解説や映像も添えられるのでテンポ良くその日の社会の空気感があって面白いです。また、必要なニュースや解説がコンパクトに短く教えてくれるのでちょうどです。安住さんを中心にしたチームワークの良い雰囲気も気に入っています。お天気に増田さんが登場するようになって安心感が出ました。若狭さんや福ちゃんなど各局のアナウンサーもそれぞれのキャラが立ち上がってきた感じです。梅沢さんやまつりちゃんなどの位置付けが良く分かりませんが、若い視聴者を惹きつけるためでしょう。最初は7時のシマエナガダンスに馴染めませんでしたが、香川さんの金曜日のシマエナガダンスは朝から笑えます。香川さんのキャスティングは意表を突いていて良かったし、徐々に慣れて来た矢先のスキャンダルでこの先どうなるのでしょうか。
「ラヴィット!」
・普段は視聴出来ない時間帯の番組です。この時間帯に放映される番組はワイドショーのような番組かと勝手に思っていましたが、オープニングのスタジオの画はワイドショー的なものではなくバラエティ色が濃く、夜のバラエティ番組がこの時間帯に?・・との思いで視聴しました。しかし、MCの川島さんの進行が分かり易く言葉もしっかりしているのでストレートに伝わってきました。
・この日の内容は夏休み中なので家族で視聴するにはピッタリの水族館や東京ディズニーランドで、両方ともに芸人さんが現地で体験しながら割と丁寧に紹介しており、内容は盛り沢山ですが流れも良くスムーズに視聴できました。芸人さんの出演が多い割には夜のバラエティ番組のような妙なテンションの上がり方もなく、この時間帯の番組として「情報バラエティ番組」感覚で楽しく視聴出来ました。
・最近当家の朝は家内が「ラヴィット!」推しなので、出勤前の8時~9時前まで視聴することが多くなっています。番組は8時にスタートしますがオープニングが約40分強あり8時40分過ぎにMCの川島さんが「それではラヴィット!のスタートです。」とここからスタートのようにコメント。なんとも不思議ではありますが出演者それぞれが皆好き放題楽しそうにコメントするのをMCが小気味良く捌いていく、出演者が本当に楽しんでいる番組の印象に見ているこちらもつられてお気楽な朝のスタートになります。
・同時間帯の他局とは違うチャレンジングな番組です。ニュースは扱わず巷の流行りの情報を取り上げて出演者自身が楽しむスタンスはユニークで面白いと思います。賑やかさが人によってはうるささを感じるかもしれませんが、早い時間帯にニュース等チェック済みの視聴者にとっては、少し気楽に流し見出来るという意味で面白い存在の番組ではないかと思います。
・社会の出来事に関係なく、独自の道を歩くラヴィット!。川島さんがどんどん小綺麗に垢抜けてきましたし、不思議な懐の深さで番組を回しています。安倍元首相が狙撃されて亡くなっても、やはり番組はいつものように触れることなくやっているのが面白かった。
「ひるおび!」、「ゴゴスマ」 (CBC制作)
・午前から午後にかけての「ひるおび!」から「ゴゴスマ」への流れ、同じ情報が取り上げられることも多々ありますが、MC、ゲスト、コメンテーターが変わるとこうも捉え方や表現が変わるのかと目線の違いに驚きと新鮮さを感じることがあります。
・惠さんの「ひるおび!」から石井さんの「ゴゴスマ」へとほぼ似たような番組が続きます。どちらかと云うと「ゴゴスマ」の方は出演者が充実しているからなのか、MCのキャラクターなのか、好印象を持っています。
・何れにしてもこの時間帯の情報系番組は一つの話題について深堀りして取り上げる、と言えばカッコ良いのですが、情報が少なく結論の出ない話題について延々と引っ張るケースもあり、そう云った場合は見ていて疲れます。長時間番組で大変ですが、話題毎のメリハリをつけてテンポを上げて欲しいと思います。
「まるっと!サタデー」、「サタデープラス」(MBS制作)
・ゆるーい「まるっと!サタデー」からの「サタデープラス」。「まるっと!サタデー」のMCは局アナだと思いますが、ちょくちょく間違えたり知らなかったりするので目覚め時にハラハラすることがあります。「サタデープラス」は清水アナ担当の名物コーナー「ひたすら試してランキング」はよく見ます。忖度なしでランキング付けすることで小さなメーカーの後押しにもなっているような感じです。野菜ジュースの1位になったスジャータの有機野菜のジュースはランキングで紹介されてから飲んでいます。増田明美さんの「ここ見て」は時々“うざい”ですが、全体的にほのぼのムードの番組です。
・週末の情報番組は各局で放送していますが、その中でも独自の切り口を持っているものに惹かれます。こだわりがあって楽しいと思うのがサタデープラスの「ひたすら試してランキング」で、清水アナウンサーのひたすら試す実験スタイルが面白い。最近でも「わらびもち」「あんぱん」「バスタオル」等でコストパフォーマンス、見栄え、素材など5つのチェックポイントを10時間以上掛けて独自の方法で徹底調査、順位付けします。回を重ねる度にマンネリ感が出てしまうのは仕方ない事ですが「予定調和になりがちな判定に異論を挿む」など波乱を呼ぶような思い切ったコメントが出れば更に意味があると感じます。
「新・情報7daysニュースキャスター」、「情報7daysニュースキャスター」
・たけしさんが三谷幸喜さんに代わり雰囲気が全く異なる番組になった。日本を代表する脚本家である三谷さんの独特な話の間とボケ方は面白いが、今のこの番組のような起用では魅力が生かされていないと感じる。
・安住紳一郎アナウンサーとビートたけしさんとの遣り取りも大変面白く観ていましたが、三谷幸喜さんに交代してからのこの時間は、番組冒頭の二人の会話は見逃すまいと思うほど二人の独特の空気感はまた格別です。三谷幸喜さんの「ボソッ」と聞き取り難いコメントもなんだか可笑しいと思わせる独特のキャラです。もう少し番組に慣れてくると三谷カラーが番組に鮮明に反映されてくるのではないかと楽しみにしています。
・事件や事故、政治からスポーツまで多岐に亘るニュースをまとめて紹介し、一週間を振り返る番組としては気楽に観られる良い番組です。三雲孝江さんをはじめ池谷裕二さん、ピーター・ランダースさん、菊間千乃さん、伊沢拓司さんなど多彩なコメンテーターたちのコメントも個性豊かで興味深い。出演者の数も少なくトーク部分と取材映像のバランスも良いので落ち着いた感じでのんびりと視聴しています。お天気情報の新井恵理那さんもますます堂々としてきており、安住アナのとの遣り取りもいつも楽しめます。
・番組は「セブンデイズリポート」や「フォーカス」「ニュースワードランキング」など構成がハッキリしていて分かり易いし、画面上のテロップも必要最小限であり目で追う必要の少ない分だけ落ち着いて視聴できます。
「がっちりマンデー‼」
・加藤浩次さんと元TBSアナウンサーの進藤晶子さんが進行役で、加藤さんのパワフルさと進藤さんの爽やかさは良いコンビだと思います。切り口はお金・経済と云うことなので準レギュラーの経済アナリストの森永卓郎さんのコメントはユニークで面白いと思います。前身の番組から数えると18年の長寿番組とは驚きでした。
・この番組は元気でインパクトのあるテロップと少しユーモアのあるナレーションによって、独自性で儲かっている会社のアイデアを分かり易くスピーディーに伝えているところが面白さの秘訣だと思います。ちょっとしたヒントや気付きを与えてくれ、視聴者の知的好奇心を満たしてくれていると思います。
・最近の回ではゲーム機メーカーの「バンダイ」の社長を招き業績伸張の秘密を探ったり、「狭い業界新聞の編集者や社長」からは、ほとんど一般に知られていない巨大機械やロボット、宝石販売のやり方などを取り上げていて参考になりました。
・昨今では見逃し配信はポピュラーですが、この番組のHPでは「がっちりスクール」というページを作っており、ちょっと詳しい振り返りが可能となったので便利だと思いました。
・以前から好きな番組で、知らなかった企業や店舗の取組みに感心させられる番組だが、最近はかなりマンネリ化してきた。そろそろ思い切った番組構成の変更が必要かと思う。
「サンデーモーニング」
・以前は毎週欠かさず見ていましたが、話題に対する出演者のコメントの予測が付くようになり、やや飽きてしまって最近は遠ざかっています。
・大きな事件や社会に動きがあった時に「サンデーモーニング」ではどう言っているのだろうかと思い、時々見ることがあります。関口さんの問答がずれているのではないかと思うこともあります。今まで何度も「この番組は老害だ」と批評してきましたが、良くも悪くもこの時代では昔のようなご意見番がいなくなりつつありますし、人々も「自分が見たい・聞きたいものにしか耳を傾けない時代」になって来たように感じられます。そう云う意味では関口さんをはじめ、平均年齢の高いコメンテーターの皆さんのご意見は大事になってくるのかもしれませんし、なんだか時代が一回転した感じもしています。昔のように筑紫さん、立花隆さん、岸井さんなどの、社会を見る目安となる信頼できるジャーナリストが池上彰さん以外に思い浮かびません。危機を感じます。
・年々、関口さんは滑舌も悪く失言やズレた発言も多くなっており限界を感じる。コメンテーターも相変わらず偏った構成でマンネリ化を一段と進行している。スポーツコーナーは一新したがかつての尖った魅力は無くなった。同時刻の他局番組が質を上げてきているので思い切った刷新が必要と思う。
「サンデージャポン」
・サンデージャポンでは地雷がいっぱいの太田さんの毒舌、辛口に負けない地雷持ちのデーブさんや薄口評論家の杉村太蔵さん、アイドルがコメンテーターで登場し、厚みの有ることや無いことを言いたい放題言い合っているが、これはこれで面白い。ただし「そこまで言って委員会NP」の方がパネラー自身の面白さがあり、高知では放送時間が一部重なっているため途中からついそっちの方に引っ張られます。
【 3.ドラマ番組 】
「全般的に」
・ここのところ、あまりヒットドラマがない感じです。昨年のドラマ「最愛」ではTVerで見逃し配信してでも見たのですが。他局でも続けて見ているドラマは1本もありません。特に夏ドラマは他局も含めてなんとなくストーリーがつまらなく、見続けてみようという気持ちになるドラマは1本もありません。日本のドラマは9話~10話ぐらいで回数が少ないので、やはり1話目からのツカミが面白くないと視聴が続かないように思います。
・最近のTBS系ドラマはどれも見応えがあって、日曜9時の「マイファミリー」「オールドルーキー」もとても良い作品です。上野樹里さんが主演した「持続可能な恋ですか?」もほんわりとした時間が流れるドラマでした。「妻、小学生になる。」は、はじめは安易な物語のように思っていましたが、次第に毎週放送日が楽しみになったドラマでした。
「ファイトソング」
・注目株の清原果耶さん主演、相手役に間宮祥太朗さんということで期待して視聴しました。残念ながら病気により耳が聞こえなくなるという設定により先行きが暗い事。また清原さんと間宮さんの役が気の強いしっかり者と自信を失った頼りなさげな男性ということで、お二人の良さが今一つ感じられなくて気持ちが上がらない内容でした。ジャニーズの菊池風磨さんが役どころも相まって魅力的だったのが救いではありましたが、ドラマ自体の魅力につながるまでではありませんでした。
「ユニコーンに乗って」
・銀行に勤務の普通の40代男性が転職サイトで見つけた教育系スタートアップ企業の入社試験を受ける。全く違う世界に飛び込もうとする小鳥智志を演じる西島秀俊さんの登場から始まったこのドラマ。ストーリーは展開が充分想像できる「フツウ」のストーリーだと思えるのですが、おじさん小鳥を見ていると全く環境の違う世界に戸惑い、聞き慣れないカタカナ言葉に戸惑いつつも必死に学び、使いこなせた時の喜びの表情などに「この感覚解かるなあ」と共感する場面も多い。なんとなく毎回観てしまうドラマです。
・出演者それぞれの年代や個性に合わせた違和感のない普通の衣装ですが、広末涼子さんが扮する羽田早智の登場のたびに多彩で個性的なファッショに驚いています。特にアシンメトリーの強烈なスカートは思わずエンドロールの協力枠を見ましたが詳細は判明しませんでした。今でも記憶に残っていますし、アクセアリーも含めて「今を時めく女性のトップランナーはこう云う感じという演出」なのかなあ・・・など首を傾げたり、ドラマだからと納得したりです。
・女性のCEOという設定、登場人物や教育系アプリの成長、開放的で自由なオフィスなども興味深くて、総じて幅広い年齢層が楽しめるドラマだと思って観ています。
「妻、小学生になる。」
・期待していた訳ではありませんでしたが、堤真一さんが主演ということで視聴しました。石田ゆり子さん演じる早世した奥さんの魂が小学生に乗り移るという“とんでもファンタジー”でありながら、小学生役の毎田暖乃さんの演技が素晴らしかった。回を重ねるごとに、小学生が妻や母親であることに違和感がなくなり、普通に感情移入しながら視聴出来ました。また脇役の柳家喬太郎さんの喫茶店マスター役がふりかけのような味付けを加え、また小学生につらくあたる母親役の吉田羊さんの好演もあり、ただのファンタジーではなくしっかりとしたドラマとして確立されていたと思います。
・このドラマで圧倒的な存在感を示したのが、主人公の亡くなった妻の魂が体に入った小学生・白石万理華役の毎田暖乃さんです。堤真一さんや石田ゆり子さん、神木隆之介さんなど錚々たるメンバーの中でも圧倒的な演技で、このドラマの中心でした。また、覇気のない暮らしから次第に前向きに歩み始めた家族、そして妻との別れなど、ストーリーが解かり易く、その中で胸が熱くなるようなシーンも多くあるドラマでした。
「インビジブル」
・刑事役の高橋一生さんとインビジブルという犯罪コーディネーターを柴咲コウさんが演じ、演技派の二人が組む見逃せないサスペンスドラマに期待が膨らんでいました。1話から最終話までの10回は、観るものを飽きさせないテンポで展開していくストーリーで、毎回登場する多彩なゲストも楽しみの一つであり、面白いドラマでした。
・このドラマは美術の素晴らしさも十分感じさせてくれる楽しみもありました。柴咲さん演じるキリコが留置場から移送されたVIP待遇の施設で使われていた「家具調度品の数々や食器、ステーショナリーの数々、照明器具など」の美しさも魅力的でした。キリコが毎回着る衣装もミステリアスな役どころを意識したうえで、美しく個性的で楽しみの一つでもありました。
「DCU」
・昨年の日曜劇場は話題作が続き今年も期待いっぱいでした。「DCU」は「ドラゴン桜」に続いて阿部寛さんの主演に期待していましたが、どんどんと内容が複雑化していき見ていて少しくどい印象になり、最終的には視聴をしなくなりました。その流れで評判の高かった「マイファミリー」も少し躊躇してしまい、視聴をせずに終わってしまいました。
・ハリウッド並み(もどき)のスケールの壮大なストーリーやあり得ない設定もあり、見ていてツッコミどころはたくさんありましたが、フィクションとしては楽しめました。日曜劇場の常連が出過ぎるキャスティングには少々興醒めした。
・ドラマの舞台設定が水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。海上水域だけでなく、川、湖、水族館、プール、温泉風呂など「水」に関連した事件、事故を捜査するので毎回の舞台は変化し、目先が変化する場面は楽しめた。
・阿部寛さんは大好きな俳優さんで、今まで演じてきたイメージが実直で人間臭く熱い役柄も多く、このドラマもとにかく熱い。熱くなればなるほどセリフも聞き取り難くなるが、これも一つの魅力に感じる。他のキャスト陣も熱い。少し熱すぎて力み過ぎに写る場面もあった。ドラマ後半になるとそれにも慣れてきたが、ワクワク感もさほど感じられず演者の熱い思い程には視聴者に伝わらず残念だった。
・ストーリーは15年前の事件に繋がっており最後まで信頼していた上司が黒幕の設定も、前半からネタバレ気味で「まさかこの人が!」とはならなかった。最終回まで視聴したが、正直厳しかった。
「マイファミリー」
・二宮和也さんと多部未華子さんの童顔夫婦主演の誘拐ドラマと云うことで、あまり期待せずに見始めましたが、毎回先の見えないスピード感ある展開で虜になり毎週楽しみでした。自分で勝手に何人も犯人扱いしてしまいましたが悉く裏切られました。主演夫婦2人を取り巻く俳優も実力派が揃い、演技のぶつかり合いも素晴らしかったです。放送翌日のSNSでは様々な推理や意見が飛び交い、全国的に広がる関心の高さを物語っていました。
・演技力の高さを評され絶好調の二宮和也さんに妻役の多部未華子さん、脇には玉木宏さん、松本幸四郎さん、濱田岳さんなどドラマを彩る実力派の俳優陣が揃ってのドラマは、第一回目から次の回を観たくなるような面白い作品でした。
・誘拐事件という題材ながらサスペンスドラマだけでない、登場するそれぞれの家族の絆、男の友情、登場人物の心情などを描きながら、犯人を想像させる展開からあっさりと裏切られる結果や次はどうなると次回を待つ感覚など十分に楽しめました。最後は、ほんの小さな秘密が大きな事件になって行く現実の社会にも起こり得るかもしれない怖さも味わい、ほろりとさせる場面も用意している脚本の面白さを感じました。
・主人公がゲーム会社の社長という設定にスマホゲームも重要なツールとして使われました。視聴者年齢層の幅広さも期待出来る、さすがの日曜劇場でした。
「オールドルーキー」
・毎回テーマを変えたスポーツマネジメントの一話完結話は、大きなストーリー展開は無いが気楽に見られて面白い。明確なキャスト各々の個性やポジションは分かり易く、豪華なアスリートゲストも楽しめる。
・役者さんがスポーツマンになりきって登場するが、マラソン選手役にSixTONESの田中樹さんが出演した回では、体つきから走り方まで青学のランナーのように見えて驚いた。
・単純明快で分かり易い内容とハッピーエンドの毎週のエンディングに久しぶりに心洗われる心境になります。たまにはこのような視聴し易い内容のドラマも必要かと感じています。
・主演の綾野剛さんが天真爛漫な役もこなせるのが意外な印象でした。芳根さんのさっぱり女子のイメージも意外でしたし、反町さんがカッコ良い大人になったイメージを強く感じます。出演者のバランスも良く毎回ハッピーな気持ちになれました。
・毎回1つのスポーツにスポットを当てているので、そのスポーツの魅力やアスリートの考え方など、普段のスポーツ番組では見えてこない部分をドラマとして観ることが出来る。舞台設定が「スポーツマネジメント」の世界なので視聴者にとっても興味深いと思います。
・車椅子テニスの回では東京パラリンピック金メダリストの国枝慎吾さんが出演するなど、競技や練習のシーンではプロのアスリートが参加してドラマに厚みを加えています。
・ただ1話完結的な進行なのでいささか強引な展開も見受けられ、そこは少し残念な部分でもあります。バレーボールの回では好意を持つ選手と一緒にコーチが退団していく結末だったので、残されたチームはどうなるのだろうと、突っ込みを入れたくなりました。
・私は災害・犯罪がテーマのドラマはどうも苦手なので、日曜の夜はこのような人との繋がりや人に寄り添う姿を温かく描いたドラマを安心して視聴しています。
【 4.バラエティ・その他番組、(ネット番組全般的に) 】
「バラエティ全般的に」
・バラエティに関しては、どの番組も少しお笑い芸人頼みの感じがします。芸人が芸人を紹介して芸人の話を広げる。制作側も安い出演料で目新しさを出せるのか安易に芸人を使う構成を多投し過ぎではないかと感じます。
「バナナサンド」
・今、最も人気の高いバナナマンとサンドウイッチマンは流石で、子供が夢中になって視聴しています。特に「ハモリ我慢」という合唱隊のコーラスの声につられないで我慢して歌う企画は、頑張って歌う姿や、それでも音程が外れていく様に、子どもたちが笑い転げています。
・サンドウイッチマンのお二人、バナナマンのお二人がMCの「バナナサンド」は4人の仲の良さが見ていて感じられ、安心出来る進行の番組です。
「マツコの知らない世界」
・好きな番組の一つだが、最近過去の放送の再編集のような回が多くなった。新型コロナの影響なのか?少々残念。更に知らない世界を紹介して欲しい。
・世の中にはマニアさんが尽きないところが面白いし、驚きます。ちょくちょくタレントさんからの持ち込みがあるのも面白いですね。
「プレバト!!」 (MBS制作)
・最近特に感じる事としては、出演している芸能人の方々が本当に先生から褒められた時に心から喜んでいる事。これほど多岐に亘るお題に対して芸能人のマルチぶりが発揮されているにもかかわらず、ヤラセ感を感じさせないのはこの本気の喜びが番組の中から感じられるからかと感じます。俳句、生花、絵手紙、水彩画、消しゴムはんこ、スプレーアート、バナナアートなどこんな世界があったのかと感じさせ、そしてそれらの世界を広めることにも貢献をしていると感じます。また、それぞれの世界にそれぞれのトップアーティストがいることにも驚き、今後も新たな分野や、芸能人の才能が発掘されることが楽しみです。
「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」
・「プレバト!!」からの流れで視聴する機会が多いのですが、ややマンネリを感じます。昔こういったドッキリ系の番組は単発特番的に放送されることが多くあったが、毎週しかも2時間枠で、そして20時から22時と云う超ゴールデンのぶち抜で毎週よくネタが続くと感心します。
・商店街やスーパーで通常ありえないサービスや販売を行い、関東と関西を比較してそれぞれの行動を観察する。特に関西人の行動が面白く、そのコーナーになるとテレビの前に腰を下ろしている。他のコーナーも回によって爆笑することもありますが、最近ヤラセ感が伝わる場面もあり、がっかり。ドッキリは仕込み過ぎると楽しめない。個人的には「秒でドッキリ」が単純に笑える。あまり視聴しなくなった。
「A-Studio+」
・好きな番組の一つ。鶴瓶さんの<人たらし>な魅力で、ゲストの本音や人となりが次々引き出されて非常に楽しめます。藤ケ谷太輔さんも最初は気になるところもあったが、徐々にコンビが良くなってきた。
・笑福亭鶴瓶さんと藤ヶ谷太輔さんのMC2人態勢になって2年が経ち、この番組の歴史上で一番の安定期に入っているように感じます。藤ヶ谷さんが鶴瓶さんをいじるような場面が増え、それがゲストの緊張緩和につながっているように思います。そのいじり方も根底にリスペクトを感じるので嫌味が無く、ゲストと共に盛り上がる機会が増えたことで、より一層楽しい番組になってきていると思います。
「所さんのお届けモノです!」(MBS制作)
・紹介される商品を試す所さんの本音のコメントが面白い。
・集荷係アンガールズの田中さん、キモいキャラからいつのまにか独自の立ち位置を築いているのが面白いです。
「炎の体育会TV」
・視聴した回は「生放送、真夏のボクシングSPマッチ」と「ヒロミ&加藤浩次vs東京五輪日本代表、真夏のクレー射撃対決」。ボクシングは那須川天心さんvsボクシング歴14年・ジャニーズの上田竜也さん、格闘技歴7年・ジャニーズの重岡大毅さんとのオリジナルルール(那須川さんは右手しか使えない)で行うボクシング生対決であった。対戦相手がプロ選手同士ではないので迫力には欠けたが、ジャニーズファンにとっては上田さん、重岡さんが必死で戦い健闘した姿は涙物だったと思う。クレー射撃では日本の頂点に君臨する東京五輪日本代表の大山重隆選手を相手にヒロミさん、加藤さんが大健闘。試合ではバラエティ感が全くなく3人とも真剣で、まるでオリンピックを視聴しているような手に汗握る緊張感があり楽しめました。終了時の爽やかさも伝わったので、視聴側も爽快だった。
「世界ふしぎ発見!」
・長寿番組で、何時視聴しても楽しませてくれる番組である。コロナ禍で気軽に旅行へ行けない分、少しでも旅気分にさせてくれる
「人生最高レストラン」
・トークバラエティの中では一番面白いと思っている番組です。ディーン・フジオカさん、錦鯉のお二人、春風亭昇太さん、葉加瀬太郎さん、さだまさしさん、梨花さんなどなど、色々なジャンルから今が旬のゲストが登場します。紹介される店の数々は特別な高級店から家族の味まで多彩で、その食を通して今まで余り見えなかったゲストの一面まで見えてくるのですが、苦労話やほろりとする湿った空気をカラッとさせていく女将や常連客が合の手を入れるタイミングも自然に面白くて構成・編集のうまさを感じます。映像のなかの料理は実に美味しそうで、遅い時間にこの番組を視るのは空腹を刺激します。
・MCの加藤浩次さんの進行はやはりお笑いの人なので反応が早く、相手をリラックスさせながら上手く話を引き出していると思います。聞き手として合いの手を入れる島崎和歌子さんは相変わらずの豪快な笑い声が少し耳に付く感じもあります。一緒に話を聴くYOUさんは独特の反応やコメントも相まっており、単調になりがちなトーク番組にお二人がアクセントを与えていると思います。
・この番組の最大の魅力は、料理は取材してきた映像のみ、スタジオでの試食も一切ないところにあると思います。加藤浩次さんのトークと豪快に大笑いをする女将の島崎和歌子さんや、常連客達のトークに30分では時間が足りないと思うこともしばしばですが、3品紹介のメリハリが良いとも思えます。それゆえに女性が一人出てきて試食をしてビールなどを飲む映像が、どうしても違和感があって馴染めません。番組最後に加藤さんとゲストが二人で飲むコーナーで、その日チョイスのサントリーの飲み物を出せばよいのでは・・・・といつも残念に思います。
「アッコにおまかせ!」
・毎年否定的な意見も出る番組だが相変わらず続いている。和田アキ子さんのかつての切れ味の良いトークはサビきっており滑舌も悪くマンネリの極み。そろそろ潮時か。
「週刊さんまとマツコ」
・明石家さんまさんとマツコ・デラックスさんが思う存分に好き勝手しゃべるトーク番組で、単純に日曜日夕方のリラックスしている時間帯にピッタリの「面白さ」を提供してくれています。基本はさんまさんとマツコさんのトークであり、二人の信頼感が伝わってきます。
・週によっては俳優やお笑い芸人などをゲストに、テーマの沿った話題や、私生活を掘り下げるもの、企業経営者にサクセスストーリーを面白可笑しく聞き出すもの、先日放送された埼玉県川越市でのロケや、夢グループのコンサートに潜入するなど、さまざまな内容になっています。最近では鬼越トマホークご両人の「芸人が住む街・中野や高円寺の裏事情を語る」が絶品に面白かったです。
・この二人のMCが話すだけで十分面白いので、このまま続けて欲しい番組のひとつです。
「バナナマンのせっかくグルメ!!」
・よく見る番組です。地元の人が教えてくれるグルメは、日村さんの反応の薄さ濃さで本当に美味しいのだなぁと勝手に勘繰る面白さがあります。番組に登場する視聴者の方もこの番組をよく見ている方が多いですよね。
・日村さん、設楽さん、このコンビの人柄の良さが番組を引っ張っている感じです。
「日曜日の初耳学」(MBS制作)
・バラエティで最近のお気に入りは「日曜日の初耳学」で、最初の方の林先生とタレントさんとのトーク「インタビュアー林修」です。これが意外にゲストのトークが面白く、深い。凄く印象に残ったのは斎藤工さんと天才学者のイエール大学・成田悠輔さん。斉藤さんのインテリジェンスと成田さんの社会問題の切り口が面白くサイコーです。こんな日本人がいるんやなぁと。林先生は出過ぎる訳でもなく質問が上手いから、興味深い話を引き出しているように思う。ゲストによって見たいと思ってみるコーナーです。
「ネット番組全般的に」
※TVerについて
・最近になってTVerをスマートフォンにインストールしました。恥ずかしながらこれだけ番組終わりにTVerやその他ネット番組の告知が流れているにもかかわらず、勝手な思い込みで全て料金が発生するものと思い込み手を出してはいけないと云う防御が働いていたからです。先日、知人から詳しい話を聞いてようやく内容が理解できました。私のように意外と多くの視聴者がこの便利なネット番組のことを未だ知らずにいる可能性があります。TVerに関する啓発告知は更に必要ではないかと感じました。
※番組宣伝での俳優の方々の出演について
・「番組宣伝や映画宣伝」で俳優の方々がバラエティや情報番組に出演されることが多々あります。宣伝として出演される分には構わないのですが、笑いを求められる芸人さんと同様のノリで一芸を披露させたり、こぼれ話を求めるような扱いには嫌悪感があります。
以上
<批評対象番組資料> 注)①.1~9月末の基本的な番組表示 注)②.★印は準ネット番組
1.報道・ニュース・ドキュメンタリー番組
「Nスタ」 月~金 16:50~18:15 日曜日 17:30~18:00
「news23」 月~木 23:00~23:56、金曜日 23:30~24:15
「報道特集」 土曜日 17:30~18:50
「世界遺産」 日曜日 18:00~18:30
「情熱大陸」 (MBS制作) 日曜日 23:00~23:30
2.情報系番組
「THE TIME,」 月~金 05:20~08:00
「ラヴィット!」 月~金 08:00~09:55
「ひるおび!」 月~金 10:25~13:55
「ゴゴスマ」 (CBC制作) 月~金 13:55~15:49
「まるっと!サタデー」 土曜日 05:30~07:30
「サタデープラス」 (MBS制作) 土曜日 07:30~09:25 (4月以降07:58~09:25)
「新・情報7days ニュースキャスター」 土曜日 22:00~23:24 (~3月末)
「情報7days ニュースキャスター」 土曜日 22:00~23:24 (4月~)
「健康カプセル!ゲンキの時間」 (CBC制作) 日曜日 07:00~07:30
「がっちりマンデー‼」 日曜日 07:30~08:00
「サンデーモーニング」 日曜日 08:00~09:54
★「サンデージャポン」 日曜日 10:00~11:24 (※高知地区は3時間遅れ)
3.ドラマ番組
「ファイトソング」 火曜日 22:00~22:57 (1~3月)
「持続可能な恋ですか?父と娘の結婚行進曲」 火曜日 22:00~22:57 (4~6月)
「ユニコーンに乗って」 火曜日 22:00~22:57 (7~9月)
「妻、小学生になる。」 金曜日 22:00~22:54 (1~3月)
「インビジブル」 金曜日 22:00~22:54 (4~6月)
「石子と羽男 –そんなコトで訴えます?-」 金曜日 22:00~22:54 (6~9月)
「DCU」 日曜日 21:00~21:54 (1~3月)
「マイファミリー」 日曜日 21:00~21:54 (4~6月)
「オールドルーキー」 日曜日 21:00~21:54 (6~9月)
4.バラエティ、その他番組
「アイアム冒険少年」」 月曜日 19:00~20:00
「クイズTHE違和感」 月曜日 20:00~20:57
「CDTVライブ!ライブ!」 月曜日 21:00~22:00
「100%アピールちゃん」 (MBS制作) 月曜日 22:00~22:57
「オトラクション」 火曜日 19:00~20:00 (~2月末)
「ZOO-1グランプリ」 (CBC制作) 火曜日 19:00~20:00 (4月~)
「バナナサンド」 火曜日 20:00~20:54
「マツコの知らない世界」 火曜日 20:57~22:00
「水曜日のダウンタウン」 水曜日 22:00~22:57
「プレバト!!」 (MBS制作) 木曜日 19:00~20:00
「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」 木曜日 20:00~21:57
「櫻井・有吉 THE夜会」 木曜日 22:00~22:57
「オオカミ少年」 金曜日 19:00~20:00
「ザベストワン」 金曜日 20:00~20:54
「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」 金曜日 20:57~22:00
「A-Studio+」 金曜日 23:00~23:30
「所さんお届けモノです!」 (MBS制作) 土曜日 07:30~07:58 (4月~)
「炎の体育会TV」 土曜日 19:00~20:00
「ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」 土曜日 20:00~21:00
「世界ふしぎ発見!」 土曜日 21:00~21:54
「人生最高レストラン」 土曜日 23:30~24:00
「7つの海を楽しもう!世界さまぁ~リゾート」 土曜日 24:00~24:30
「S☆1」 土曜日 24:30~24:58、日曜日 24:00~24:50
「私が女優になる日_」 土曜日 24:58~25:28
「アッコにおまかせ!」 日曜日 11:45~12:54
「所さんお届けモノです!」 (MBS制作) 日曜日 17:00~17:30 (~3月末)
「呪術廻戦」 (MBS制作) 日曜日 17:00~17:30 (4月~)
「週刊さんまとマツコ」 日曜日 18:30~19:00 (~3月末)
「バナナマンのせっかくグルメ!!」 日曜日 18:30~20:00 (3月まで20:00~20:54)
「坂上&指原のつぶれない店」 日曜日 20:00~20:54 (3月まで19:00~20:00)
「日曜日の初耳学」 (MBS制作) 日曜日 22:00~22:54
「BACKSTAGE」 (CBC制作) 日曜日 23:30~24:00 (~3月末)
「ドーナツトーク」 (CBC制作) 日曜日 23:30~24:00 (4月~)
以上