第５２４回放送番組審議会

2019年5月10日（金）

副委員長	池田あけみ
委員	入交英太奥村興二中田由季大家賢三野並良寛
会社側出席者	専務取締役　総務局長　　　　久禮田徹取締役　報道制作局･技術局担当新階日出夫報道制作局次長　　　　　　　　和田敦子編成業務部長　編成業務担当　　岡田康也
事務局	吉本龍二

　　　　・上記番組の批評

　　　　・次回定例会の確認

　　　　・その他報告事項

・平成の30年間に県内で起きた災害・県政・経済・各種トピックスや時代変遷の数々がテンポ良く年代順に紹介されており、一定年齢以上の県民としてはどの項目も懐かしく、そして様々な気付きが感じられる内容の番組だった。

・実感が伴わない若手コンビによるぎこちない進行よりも、ベテランの入った掛け合いで番組を進行する方が自然な流れとして番組に奥行きと重みが出せたのではないかと思う。

・膨大な情報の中からニュースをピックアップして1時間番組を編集する労力と努力は大変であっただろうと推測できる。一方で魅力的な項目と映像素材に興味を惹かれる度にスタジオ帰りする等、編集の不味さで良い流れが途切れる感じが残念だった。

・過去30年をニュースで振り帰るのは良い試みだが、その間に私たちが得た経験の数々を未来に活かせる様な切り口や構成内容があれば更に良かったのではないかと思われる。

・和田さんのナレーションはベテランならではの安定感があり安心して聞くことが出来たし、ＢＧＭ等も懐かしい映像や番組の雰囲気に合っていた。

・紹介するニュース項目はそれぞれが適正適量だったとは思うが扱う内容が多種多様に亘っていたので、視聴後の全般的な印象としては残念ながら薄いものに感じられた。

・番組内には視聴に違和感が残る残念な演出や、不要と思われる編集処理が何ヶ所かあった。

　　　　　など

テレビ高知放送番組審議会