第５５４回放送番組審議会

2022年5月6日（金）

委員長	佐竹新市
副委員長	池田あけみ
委員	入交英太奥村興二中田由季大家賢三二宮久美野並良寛
会社側出席者	代表取締役社長　　　　　　　　藤田徹也専務取締役放送番組審議会担当　久禮田徹常務取締役未来推進局長　　　　飯島達男取締役メディア技術局長　　　　横山雄一取締役報道制作局長　　　　　　上田正哉総合編成局編成業務部長　　　　　竹村志麻報道制作局次長　　　　　　　　　和田敦子
事務局	吉本龍二

・上記番組の批評

・次回定例会の確認

・その他報告事項

・観光シーズン入りを前にタイムリーな企画。放送尺の長短があるものの四国四県のネタがスムースに紹介され、取材先各地の特徴や名産品、景観やグルメ情報がテンポ良く編集されている。四国全体での一貫性は余り感じられなかったが、取材した各局の特色や特徴は感じられた。

・新人女性アナウンサーによるフレッシュで元気の良いレポートに明るいイメージが残るが、画面上の立居振舞や言葉の端端に粗さが感じられる部分があった。各レポートでの演出や構成内容に関してはもう少し細やかな心配りや視聴者を引き込む工夫が欲しい。

・画面上の工夫としては、レポート内容に合わせてサイド情報をタイミング良く入れたり紹介内容を文字スーパーで簡潔に入れるなどの処理があったので好感が持てた。

・オープニングからエンディングまで“女子会風”で緩い雰囲気の番組構成でしたが、ナレーションが嫌みの無い爽やかな感じがするタレントを起用しており、全般的に違和感も無く好感が持てた。

・興味惹かれる内容も盛りだくさん用意されていたが、全体的に詰め込み過ぎの感じが残った。いくつかのポイントを決めてそこを深掘りするなど強弱をつけた方が印象深くなったかもしれない。

・「目が肥えたから」かもしれないが視聴後に、タイトルにある”絶景“や”絶品グルメ“が強い印象としてあまり残らなかった。映像美やダイナミックなスケール感、グルメ映像のシズル感、視聴者に強く訴えかけてくる食レポ、共に「可もなく不可もない」感じであった。　　　　等

以上

テレビ高知放送番組審議会