テレビ高知放送番組審議会

第553回放送番組審議会だより

第553回放送番組審議会議事の概要


1.開催年月日

2022年4月1日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹新市
副委員長 池田あけみ
委員 入交英太
奥村興二
中田由季
大家賢三
野並良寛
二宮久美(※レポート参加)
会社側出席者 代表取締役社長         藤田徹也
専務取締役 放送番組審議会担当 久禮田徹
常務取締役 未来推進局長    飯島達男
取締役 報道制作局長      上田正哉
総合編成局編成業務部長     竹村志麻
報道制作局次長         和田敦子
事務局 吉本龍二

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「 からふるSP ~つなぐ、つながる防災×SDGs いまわたしたちにできること~ 」
【放送日】
令和4年03月11日(金)
15:50~16:50<1部>
18:15~18:55<2部>

(2)審議の概要

・上記番組の批評

・次回定例会の確認

・その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

・過去の災害を振り返り、今後の防災や減災に備える心構えや取組みが感じられる番組だった。番組のテーマに関係する幅広いジャンルから数多くの物事を念入りに取り上げていた。去年の3.11特番、そして今回に続いて来年も是非番組化に取り組んで欲しい。

・番組内で強く印象に残った部分は「町内コミュニケーションの大切さ」「車イス防災士による防災の取り組み」「避難所に於けるペットの取り扱い」などがあった。

・ゲストコメンテーター原教授の話や解説には説得力があり大変解かり易かった。視聴者代表役を務めた感のある柴田さんも適材で印象も良く、二人のゲストは好ましいカップリングだったと思う。

・番組は1部と2部合計で100分間。「番組冒頭に全体的な流れの説明を入れる」「当日ニュースなど途中に入るコーナーを上手に整理・工夫する」などすれば視聴の中だるみ感を防げたのではないか。考え方によっては独立した1時間特番にした方がすっきりとまとまりが出せたかもしれない。

・タイトルにある「防災とSDGs」の関係性は、自分事として捉えるには説得力が乏しく、深く理解出来るまでには至らなかったと感じる。

・局アナの所作対応や立居振舞いに関しては、視聴者側から見れば些細な部分でも違和感や気になる場面がよくある。生放送番組なら不測の事態も有ろうが、収録物であれば更の事、画面上で不体裁にならないよう制作スタッフも含めて日頃から気に掛けておく必要があると思う。  等

以上

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